即効性はあるけど…目のくぼみを脂肪注入で改善するメリットデメリット

目のくぼみは脂肪注入でも改善できる

目のくぼみを改善する手段はさまざまあるが、改善方法の多くは時間がかかる。
手間を掛けるのは面倒、すぐにでも改善したいという人も少なくないだろう。
そんな時にピッタリなのが脂肪注入で、目のくぼみをスピーディに改善することが可能だ。

脂肪注入は、自分の脂肪を目元へ注射器で注入する方法で、美容整形外科やクリニックが施術を行っている。
決して新しい手法ではなく、比較的前からある方法だが、注入してからすぐに効果が現れるのが特徴だ。
目のくぼみは老け顔の原因になるが、すぐにでも改善したいのであれば、脂肪注入を検討してみてもいいだろう。

しかし、誰にでもおすすめできる方法とはいいがたい。
少なからずデメリットがあるので、それも理解したうえで施術を受ける必要がある。
もし少しでも不安があるなら、アイクリームを使ってみるのが一番だろう。

脂肪注入するメリット・デメリット

脂肪注入には特有のメリットとデメリットがある。
目のくぼみを脂肪注入で改善したい人は、これらを考慮したうえで施術の可否を決めてもらいたい。

・メリット1:即効性がある

先にも少し触れたが、脂肪注入の最大のメリットは即効性にある。
注入した途端に目元がふっくらとしてくるので、すぐに目のくぼみを何とかしたい、という人にはピッタリの方法と言えるだろう。

一般的な目のくぼみケアは、数ヶ月の時間をかけて取り組む必要がある。
だが、人によっては面倒に感じるだろうし、効果が出るのか不安に思う人もいるだろう。

その点、脂肪注入は施術を受けた当日から効果を得られるのが魅力だ。
目のくぼみによる老け顔も改善され、若々しさが戻ってくるだろう。
ただし、脂肪の定着率には注意してもらいたい。

・メリット2:クリニックで施術を受けるだけでよい

クリニックで施術を受けるだけという手軽さも脂肪注入のメリットと言えるだろう。
手間はかからないし、注射器で脂肪を注入してもらうだけで施術は終わるので、忙しくて時間が取れないという人でも利用しやすいのが魅力だ。

通常の目のくぼみのケアだと、どうしても時間はかかってしまうし、手間がかかることも注意しておきたいところだ。
しかし、脂肪注入なら施術時間もわずかで、休日などの空き時間を利用すれば施術を受けることができる。
クリニックへ通う手間はかかるが、自宅から近い場所にある人なら、特に気にすることでもないだろう。

・メリット3:副反応などのリスクが低い

副反応のリスクが低い点もメリットの一つである。
副反応とは、主にかゆみや痛み、腫れなどの症状のことをさすが、脂肪注入は、自分の脂肪を目元に注入するだけなので、副反応が起こる可能性はかなり低い。
元々は自分の体の脂肪なので、そもそも副反応が起きること自体が非常に珍しいと言えるだろう。

アイクリームも肌トラブルが起こるリスクは低いが、人によっては何らかの症状が出ることはある。
だが、パッチテストをすればよいだけなので、あまり大きなデメリットとは言いがたい。

脂肪注入の場合、副反応が出る危険はかなり低いため、施術の安全性は高いと言えよう。
だが、不衛生な環境だと感染症のリスクがあるので、施術を受けるクリニックは慎重に選んでもらいたい。

・デメリット1:費用が高く付いてしまう

一方、脂肪注入のデメリットとも言えるのが費用だろう。
目のくぼみケアにできるだけお金をかけたくない人も多いと思うが、それなら脂肪注入は避けたほうがいい。
基本的に自費診療で保険がきかないので、注入1回あたり数万円・10万円程度の施術費用がかかってしまう。

これがアイクリームだった場合、1日あたり数十円で済むし、高くても100円少々といったところだ。
1年間に換算すると数万円の出費になるが、脂肪注入と比べたら遥かにお得感が大きいだろう。

そのため、脂肪注入を選ぶなら費用は考慮しておくべきだ。
もし高いと感じた場合、アイクリームなど他の方法をおすすめしたい。

・デメリット2:何度か注入する必要がある

脂肪注入は即効性が大きなメリットだが、時間とともに効果が薄れていく点に注意するべきだ。
目のくぼみをしっかりと改善したいのであれば、何回か注入をしなくてはいけないだろう。

脂肪注入は主に定着率というものがある。
基本的に脂肪は体へ吸収されてしまうため、定着率が高くないと吸収量が多くなる。
最終的にほとんど吸収されてしまう可能性も高く、結局目がくぼんでしまう事態もありえるのだ。

もし脂肪注入で改善を目指すなら、数回の注入と数十万円の出費は覚悟しておくべきだろう。
そうでなければ、中途半端な状態になってしまうか、ムダな出費だけ増えてしまうおそれがある。
本気でケアするなら、最期までしっかり施術を受けるべきだ。

・デメリット3:クリニックまで足を運ぶ必要がある

自宅の近くにクリニックがあるなら問題ないと思うが、1時間以上離れていたり、そもそもなかったりする人も多いだろう。
そのような場合でも、脂肪注入を受けるためにはクリニックまで足を運ばなくてはいけない。
頻度は数ヶ月に1回で済むが、それでもほぼ一日がかりになるだろうし、足を運ぶこと自体面倒に感じる人もいるだろう。

脂肪注入は基本的に美容整形外科などで施術を受けられるが、地方ではクリニック自体が少ないのが問題となる。
場合によっては、かなりの距離を通わなくてはいけなくなるかもしれない。

目のくぼみ改善はアイクリームがお手軽

脂肪注入は目のくぼみをすぐに改善できるメリットがあるものの、費用の問題などデメリットも少なくはない。
そのため人を選ぶ方法と言えるが、もし迷った時はアイクリームをぜひ試してみて欲しい。

アイクリームは脂肪注入のような即効性がないものの、手軽さでは勝っている。
もちろん肌に合わない人もいるが、脂肪注入と同じようにリスクは低いので、さほど気にするほどのデメリットではない。

一方、アイクリームはメリットの多さが目立つ。
人によって感じ方は変わるが、じっくりコツコツ取り組みたい人は、アイクリームを試してみてはいかがだろうか。

・どこでも好きな時にケアできる

アイクリームが脂肪注入に勝る点は、どこでも好きな時に目のくぼみをケアできることにある。
ほとんどの製品が持ち運びやすいスティックかクリームタイプなので、自宅はもちろん、外出先でもケアすることが可能だ。
もし旅行や出張でホテルに泊まることがあっても、持ち運べば問題なくケアできる。

また、1日あたり1・2回使うだけで済むし、1回あたりのケア時間も1・2分程度で済んでしまう。
毎日のケアが億劫に感じる人も多いと思うが、この程度ならまったく問題ないレベルだろう。
1日1・2回であれあ、簡単に習慣化できるはずだ。

・脂肪注入より安く済む

脂肪注入は費用がネックになるが、アイクリームはほとんど気にならないレベルだ。
製品によって異なるものの、30日分を数千円程度で購入できてしまうのが魅力である。
脂肪注入が1回数万円という価格と比較して、かなりお得感があるし、むしろケアにあてる費用を抑えることができる。
目のくぼみに費用をかけたくないなら、アイクリームをぜひ候補に入れてみてもらいたい。

まとめ

老け顔の原因にもなる目のくぼみだが、脂肪注入を行えばすぐに改善することができる。
だが、デメリットも目立つので、費用を抑えたいならアイクリームを試してみてほしい。
時間はかかるが、費用を抑えられるので、お財布に優しいのが魅力だ。

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