目のくぼみが起こる主な原因とは?
現在、目のくぼみで悩んでいる人も多いのではないだろうか。
目のくぼみは老け顔の原因の一つで、目の下にクマができることから、年齢以上に見られる場合も珍しくはない。
だが、老けて見られて嬉しい人はまずいないだろう。
女性はともかく、男性だって若く見られたいのが普通であり、老けて見られるのは決して好ましくはない。
そのため、老け顔の原因たる目のくぼみも改善するべきだが、そもそも何が原因なのだろうか?
実は目のくぼみと一口にいっても、原因は大きく分けて3つある。
加齢によるもの
まず挙げられるのが加齢によるものだ。
人間は歳を重ねることで、体にさまざまな変化が現れる。
例えば以前よりも運動が辛くなったり、体力が落ちたりといった変化を感じている人は多いだろう。
それと同じように、歳を重ねると容姿にも変化が現れるのだ。
その代表たるものが目のくぼみで、加齢によってくぼんでくる人は珍しくない。
若い頃と比べ、いわゆる眼力がなくなり、どこか暗く見えてしまうこともあるが、それも目のくぼみが原因と考えられる。
最近覇気がなくなったように見える、眼力がなくなった…そう感じている人は、目のくぼみの改善も検討してもらいたい。
皮下脂肪またはコラーゲンの減少
目の周囲にある皮下脂肪や、コラーゲンの減少も目のくぼみを誘発することがある。
これも加齢が影響しているが、食生活や生活習慣の乱れ、過度なダイエットなどによって引き起こされることも多い。
食生活や生活習慣が乱れると、肌の代謝が低下してコラーゲンの生成も衰えてしまう。
結果、目の周囲のコラーゲンが足りなくなってくぼみが生じてしまうのだ。
無理なダイエットをすることで、皮下脂肪が減少してしまうパターンもある。
ダイエットは二の腕やお腹周りのシェイプアップが目的だと思うが、目の周辺の脂肪も減り、くぼみにつながることもあるのだ。
年齢に関わらず、皮下脂肪が足りなくて目がくぼむ可能性はある。
他にも悪影響が及ぶので、急激なダイエットは絶対に避けたほうがいいだろう。
筋肉の衰え
目の周りには眼輪筋という筋肉があるが、これが衰えてくぼみができる場合もある。
筋肉の衰えも加齢で起こりやすいが、眼輪筋の劣化は年齢を問わず、10代・20代でも起こる可能性が高い。
眼輪筋の衰えの原因とされるのがスマホやパソコンの使いすぎだ。
画面を長時間見続けることで、まばたきの回数が減少し、目を動かす機会が少なくなる。
すると目の周囲の血流も悪化し、筋肉が凝ってしまうのだ。
凝ってしまった筋肉は働きが落ち、次第に衰えていく。
そして眼輪筋の量が減り、目の周辺がくぼんでしまうのだ。
目のくぼみで悩んでいる10代・20代の人は、スマホなどの使いすぎを疑ってみるといいだろう。
痩せ方体型の人はくぼみができやすい
目のくぼみが生じる主な原因は以上の3つだが、体型もできやすさに関わっている。
主に太り気味か、肥満体型の人はくぼみができにくく、痩せている人ほどできやすいとされる。
これは皮下脂肪の量の影響と思われるが、痩せている人ほど気を付けるべきだろう。
特にダイエットを実践中の人は、くぼみに注意しながら取り組んでほしい。
目のくぼみは美容外科よりアイクリームで改善すべき
やっかいな目のくぼみだが、改善する手段もいくつかある。
中でも定番の手段が美容外科やアイクリームで、いずれも改善効果が期待できる。
このうち、即効性を求めるなら美容外科が最適だが、迷ったらアイクリームを試してもらいたい。
美容外科よりもメリットが多く、優れた手段だからだ。
美容外科は費用が高額になる
美容外科は全国に数え切れないほどあるが、費用は医院によりけりだ。
中にはリーズナブルな料金を設定しているところもある一方、高額な料金を設定しているところも多い。
このため、美容外科は費用が高額になりがちで、目のくぼみ改善に最低でも10万円程度、多ければ50万円以上の出費を覚悟しないといけない。
これを安いと見るか高いと見るかは人それぞれだが、大半の人は高いと感じるだろう。
美容へのお金に糸目を付けない人か、お金に余裕がないと少しためらうレベルかもしれない。
自由診療は全額自己負担
なぜ美容外科は費用が高いのか。
その理由は自由診療に該当するからだ。
日本の医療機関で受けられる治療は、大きく保険診療と自由診療に分けられる。
保険診療は健康保険の対象になるもので、患者は本来の1・3割負担で済むのが特徴だ。
対する自由診療は保険の対象外となっており、治療費は全額自己負担が原則である。
美容外科の治療は、ほとんどが自由診療で、目のくぼみの各種施術も該当する。
もし治療費が50万円だった場合、50万円を支払わなくてはいけない。
なお、医療費控除にもならないので注意しておこう。
即効性はあっても持続性に疑問
美容外科では、ヒアルロン酸や脂肪を注入する施術のほか、切開してくぼみを改善する方法などがある。
いずれも施術を受けた直後から効果を得られるのが強みだが、持続性については何ともいいがたい。
確かに即効性はあるものの、ヒアルロン酸の注入などは何度か施術を受ける必要がある。
切開する方法は長期間持続するが、多少なり傷跡が残る可能性も否定できない。
いずれにせよ、デメリットがあることには注意してもらいたい。
アイクリームなら月数千円でOK
対するアイクリームだが、コストパフォーマンスはすこぶるよい。
特に毎月数千円程度で済んでしまうので、美容外科に比べて安く済ませられるだろう。
もちろん全ての製品が効果的とは限らないが、目のくぼみケアにほぼ特化しているものもある。
美容外科に比べて出費を抑えられるので、くぼみが気になり始めたら、まずはアイクリームを試してもらいたい。
1日1・2回塗るだけで済む
アイクリームは面倒だと感じる人も多いと思うが、実際はそんなこともない。
毎日のケアが必要ではあるものの、1日1・2回塗るだけで済む。
もちろん塗るタイミングは任意だが、朝と晩など、しっかり決めておくと楽だろう。
特定のタイミングに決めることで、習慣化させやすい点もメリットである。
1日1・2回とはいえ、1回のケア時間は30秒から1分程度だ。
忙しい人でもケアしやすいし、朝晩の空き時間を利用するだけでよい。
ケアする場所を問わない
アイクリームはスティックタイプや、小さなクリームタイプの製品がほとんどだ。
このため、簡単に持ち運べることもメリットとなっている。
自宅はもちろん、外出先でもケアできるので、使用する場所を問わないのは美容外科との大きな違いだ。
美容外科は通院しなくてはいけないので、医院の場所によっては時間がかかってしまう。
その点、アイクリームは家から出ないでケアできるので、美容外科よりも手軽さに優れるだろう。
通販を利用すれば簡単に買える
アイクリームは通販で買うことが可能だ。
インターネットで検索すれば、多数の製品が出てくるし、お試しや定期コースなど、お得に購入できる方法もある。
月数千円程度とはいえ、出費が増えることに変わりないので、割引を駆使するといいだろう。
うまく行けば年間1万円以上の節約になる。
前述したが、美容外科は1回あたり10万円程度だ。
割引を利用しても初回のみなので、2回目以降はお得感がほとんどない。
まとめ
目のくぼみはできる原因は人それぞれだが、老け顔に見られる点は共通している。
もし気になる始めたら、しっかりケアを考えたほうがいいだろう。
目のくぼみの改善方法は、美容外科やアイクリームなど複数ある。
だが、美容外科は金銭的に余裕がある人向けなので、まずは手軽なアイクリームを試してほしい。