ヒアルロン酸注入はNG?目のくぼみ改善はアイクリームがおすすめ

目のくぼみ改善が可能なヒアルロン酸注入

目のくぼみが気になる人の中には、美容外科などでヒアルロン酸注入を利用するケースもある。
ヒアルロン酸注入は、シワやたるみを除去したり、目元をふっくらさせたりすることが可能な美容施術だ。
古くからある方法で、目のくぼみなどをすぐに改善できる。
注入後は目元がふっくらするので、即効性を求める人に向いているだろう。

しかし、目のくぼみを改善するならアイクリームもおすすめだ。
ヒアルロン酸注入のように即効性はないものの、経済性やリスクの低さではアイクリームが勝る。

ヒアルロン酸注入も確かに安全ではあるが、少なからず副作用もあるのだ。
重い症状が出てしまう場合もあれば、まれに合併症が起きることもある。
ヒアルロン酸注入は、あくまでも医療行為にあたるので、リスクを覚悟のうえで施術を受けるべきだろう。

もしリスクを取りたくないなら、肌トラブルなどのリスクが少ないアイクリームを検討してもらいたい。
価格も手頃だし、1日数分でケアできるので、忙しい人でもケアしやすい。
配合成分も安全性が高いため、即効性より安全面を重視したい人はアイクリームが向いている。

ヒアルロン酸注入のリスクとアイクリームのメリット

ヒアルロン酸注入は即効性で優れている反面、リスクがゼロではないことに注意が必要だ。
もし施術を受けるのであれば、リスクに対する正しい知識を身に付けたうえで判断してほしい。
リスクが大きすぎると感じたら、後述のアイクリームでのケアをおすすめする。

・内出血する場合がある

ヒアルロン酸を注入した後、注入箇所が内出血してしまうことがある。
内出血の状態は人によって異なるが、紫色になる場合があるので注意しておきたい。

内出血は、施術後すぐに起こるケースは珍しく、しばらく経過してから起こる場合が多い。
翌日以降に起こりやすいので、隠すためにはメイクをする必要がある。

目の周辺は皮膚が薄く、多くの毛細血管が通っている。
そのため内出血が起こりやすく、打撲したような状態になることも珍しくない。

完全に元通りになるには、数日?1週間程度は時間がかかる。
内出血の範囲は少しずつ狭くなるが、気になる人は数日間外出を控えたほうがよい。

・腫れやむくみに注意

ヒアルロン酸注入を受けた後、注射箇所や周辺が腫れたりむくんだりする場合もある。
内出血ほどではないものの、こうしたトラブルが起こってしまうことには注意してほしい。

腫れやむくみも一時的な症状で、しばらく経てば元通りに戻る。
だが、見た目に影響してしまう点はデメリットだし、一時的とはいえ我慢できない人もいるだろう。
ヒアルロン酸注入後、1?2週間は腫れやむくみなどの症状を覚悟しておきたいところだ。

・チンダル現象のリスクも

ヒアルロン酸注入は目のくぼみを改善させる効果的な手段だが、チンダル現象が起きると少々やっかいだ。
チンダル現象は、ヒアルロン酸を注入した部位が青っぽく見えてしまう現象のことである。
特に浅い箇所に注射した場合は起こりやすく、ヒアルロン酸の色が透けて見えてしまうのだ。

チンダル現象が起こってしまうと、元に戻すのは非常に面倒である。
製剤は肌に長期間留まり続けるので、そのままだと青い状態がずっと続いてしまう。
もし解消したい場合、ヒアルロン酸を分解する注射を受ける必要がある。

・ごくまれに合併症が起こる

ヒアルロン酸注入は安全とされているが、100%安全性が保証されているわけではない。
ごくまれにではあるが、合併症が起こってしまう可能性がある。

特に気をつけたい合併症は血流・血行障害だ。
ヒアルロン酸によって血管が圧迫されることで血管が閉そくし、皮膚の壊死や失明などにつながるリスクがある。
可能性は低いとはいえ、こうした合併症が起こるリスクはゼロではない。
もし施術後に肌の変色などの異常が見られた時は、速やかに医師へ相談し、適切な処置を受ける必要がある。

・保険が適用されない点も注意

ヒアルロン酸注入は健康保険が適用されず、費用は全額自己負担となる。
お金にある程度の余裕がなければ、施術を受けるかどうか慎重に判断したほうがいいだろう。

クリニックによって異なるが、ヒアルロン酸注入は1回数万円ほどの費用が生じる。
最低でも数回は施術が必要なので、数十万円の出費は覚悟しておくべきだ。

・アイクリームはリスクが少ない

ヒアルロン酸注入はさまざまなリスクがあるが、アイクリームは基本的にリスクが少ない。
目のくぼみをしっかりケアしたいなら、一度試してみるといいだろう。

アイクリームは化粧品のため、ヒアルロン酸注入のような即効性は期待できない。
しかし、内出血することはないし、腫れやむくみなどの肌トラブルのリスクも低い。
チンダル現象は起こらないので、塗った後に肌が青くなってしまう心配はない。
費用はかかるが、ヒアルロン酸注入ほどの負担は生じないのも魅力だ。

・無添加で低刺激の商品も多い

アイクリームは非常に多くの商品が販売されており、中には無添加のものや、低刺激のものもある。
肌に優しい成分を使った商品は多いので、肌トラブルが気になる人や、刺激に弱い人でも使いやすいだろう。
無添加・無香料をうたうアイクリームを見つけたら、サンプルを取り寄せたり、お試し購入したりするのもおすすめだ。

ただし、肌トラブルのリスクが皆無とはいえないので注意してほしい。
肌の状態は人によって異なるので、使用後にかゆみや痛みなどの症状がでる可能性はある。
使う前には必ずパッチテストを行い、肌への影響を確認してもらいたい。

・時間をかけず好きな場所でケアできる

アイクリームは持ち運びができるうえ、ケアにかかる時間も数分で済んでしまう。
コンパクトサイズのものが多いので、スーツのポケットやバッグに入れて簡単に持ち運ぶことができる。
自宅でのケアはもちろん、外出先で使うことも可能だ。

なお、1日に使用する回数は1?2回程度で、1回1?2分もあればケアできてしまう。
ケアに時間がかからないので、他の方法よりも手軽で習慣化させやすいだろう。
あまりケアに時間をかけたくない・面倒なケアはしたくない人でも安心だ。

・費用は1ヶ月で数千円程度

ヒアルロン酸注入は費用の高さがネックだが、アイクリームならさほど気にならないだろう。
ほとんどの商品は数千円で買えるので、気軽に購入することができる。
1ヶ月あたり数千円、1年間ずっと使い続けたとしても数万円だ。

ヒアルロン酸注入は1回数万円なので、アイクリーム1年分の費用とほぼ同じである。
そう考えると、アイクリームのコストパフォーマンスのよさが分かるのではないだろうか。

・定期コースなら買い忘れを防止できる

アイクリームで目のくぼみをケアする場合、買い忘れに注意しなくてはいけない。
しかし、定期コースなら毎月1回届けてもらえるので、買い忘れを防ぐことが可能だ。

アイクリームは数ヶ月使い続ける必要があるので、買い忘れると空白期間ができてしまう。
そのため、数本まとめて買う手もあるが、定期コースを契約すれば問題ない。
買い忘れる心配がなく、ケアに集中することができる。

まとめ

すぐにでも目のくぼみを解消したいなら、ヒアルロン酸注入は魅力的な選択肢になるだろう。
だが、内出血や腫れ・むくみのリスクがあるし、チンダル現象や合併症などの危険性もある。
そうしたリスクを取りたくないなら、アイクリームを試してもらいたい。

アイクリームは即効性がない反面、いつでも好きな時に目のくぼみをケアできる。
手間も時間もかからないので、手軽にケアしたい人におすすめだ。

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