目のくぼみが気になる人の中には、朝や昼間は気にならないのに、夜になるとなぜか目のくぼみが気になるという人もいるのではないだろうか。目のくぼみはさまざまな事が原因になっているので、夕方から夜にかけてのみ、目のくぼみが発生するという事もよくある話だ。
一体なぜ、朝や昼間は気にならず、夜になると目のくぼみが発生してしまうのだろうか。今回は夜に目のくぼみが気になる原因と、その対策に迫る。
一日中パソコン画面を見ていると、夕方ごろに目が疲れてくる
仕事上、一日中パソコンを使用しているという人も少なくないだろう。パソコンやタブレット端末の画面にはブルーライトという光が盛り込まれており、これは目にとっては刺激が少し大きいものだ。ブルーライトを長時間見続けると、目はどうしても疲れてしまい、トラブルを引き起こす。
例えば目が乾燥してきたり、視力が低下することもある。仕事の合間に少しパソコンの画面から目をそらすと、目がチカチカすることも。これらの現象が積み重なると、いわゆる疲れ目の状態になってしまう。疲れ目は、まぶた周辺にとって悪影響で、目のくぼみにも繋がってしまうのだ。
つまり、疲れ目になりやすい夕方から夜にかけて、疲れが溜まって目がくぼんでしまうということだ。特に事務仕事の人や、一日を通してパソコンを触っているという人は要注意。パソコンによる疲れは思った以上に大きく、夜に目のくぼみが気になる原因となってしまう。
これを防ぐには、仕事中に五分~十分ほど休憩を入れて、パソコンの画面から目を離すことが重要だ。まぶたを閉じてゆっくりと休むことで、目はリフレッシュする。どんなに忙しくても、目を休ませる時間を作ることは大切なのだ。
アイメイクのせいで、目のくぼみになる?
女性の場合、毎日メイクをしている人も多いが、アイメイクに力を入れ過ぎてはいないだろうか。もちろんメイクをするなとは言えないが、アイメイクのし過ぎが目のくぼみになってしまうことも考えられる。
目がくぼんでしまう原因として、まぶた周辺の乾燥が挙げられる。皮膚が乾燥してしまうと、目の周辺の弾力が低下し、細胞が分裂する。それにより、まぶた周辺の皮膚も垂れ下がった状態になってしまい、結果目のくぼみになってしまうのだ。
メイクをしていると、どうしても皮膚は乾燥しがちである。メイクしたての朝は、まだ水分で潤っている状態なのだが、時間が経つにつれてメイクの染料により皮膚が乾燥し、小じわなども発生する。目の周辺の水分維持が、とても重要だ。
アイメイクをする前には、毎日きちんと水分補給をし、保湿をすること。この保湿を怠ると、目のくぼみができやすくなるのでしっかりと行いたい。
また、目のくぼみが気になるときにはアイメイクは必要最低限に抑え、濃すぎるメイクは避けた方が無難だ。目のくぼみをメイクで隠そうとしても逆に目立ってしまうので、あまり触らずにまずは水分補給と保湿を心がけることが、夜になると目のくぼみになる事の解消に繋がる。
冷暖房による乾燥で、目のくぼみができてしまうことも
乾燥が目のくぼみを引き起こすということは、普段からも乾燥には気を付けないといけない。特に、夏場の冷房や冬場の暖房には要注意である。冷暖房は部屋の空気を極端に乾燥させるので、目の周辺の乾燥も急激に進んでしまう。
まぶたや目の周辺の皮膚はとてもデリケートで、元々水分量も少ない部位である。そういったまぶたや目の周辺の皮膚が乾燥してしまうと、かゆみや小じわ、クマ、そして目のくぼみといった症状を引き起こす。夜になると乾燥の影響で、目にくぼみができてしまうのだ。
女性なら部屋の乾燥に気を配り、加湿器を利用することも多いが、意外と目の周辺の乾燥を気にする人は少ない。実はまぶたや目の周辺が最も乾燥しやすいのだが、案外忘れられているのである。
部屋の乾燥から皮膚を守るためには、昼間から定期的にミスト水などで皮膚に潤いを与えると効果的である。またメイクの上からでも付けられる化粧水などで、目の周辺を乾燥から守ると良い。意識を続けることで、目の乾燥を防ぎ、目のくぼみを作らないように心がけたい。
毎日のお手入れにアイクリームを使用し、夜の目のくぼみを予防
夜になると目のくぼみができてしまう事を予防するには、毎日の正しいお手入れも欠かせない。おすすめなのは、アイクリームで目の周辺のしっかり保湿する方法だ。一日の疲れや乾燥から、寝る前にしっかりと保湿を行って、次の日に目のくぼみができにくい状態をキープしよう。
夜のメイク落とし、洗顔を丁寧に行った後には、まず化粧水での水分補給をたっぷり行う。化粧水は何度か重ね付けをするのが理想。そして乳液や美容液で肌の状態を整た後に、目の周辺をアイクリームで補おう。アイクリームには水分を閉じ込め、次の日まで保湿効果を維持する働きがある。疲れや乾燥からまぶたを守り、目のくぼみができない状態を目指したい。