目のくぼみは美容外科・整形外科で治療することもできる

目は年齢が出やすい部位と言われている。


例えば加齢とともに小じわが目立ち始めるし人によっては乾燥肌が気になり始めるだろう。
つまり目を見れば大まかな年齢も判断できる、ということである。

歳を重ねると、他にも様々な体の変化が出てくると思うが、意外と悩みやすいのが目のくぼみだ。
目のくぼみは目立つ人とそうでない人がいるが、年齢の影響を受けやすく、状態によっては実年齢以上に老けて見られることもある。
いわゆる老け顔の原因とされており、コンプレックスも抱えやすいのがネックだ。

しかし、目のくぼみは治療したり改善することもできる。
特に即効性を求める人や、すぐにでも改善したい、という人は、美容外科で専門の治療を受けてみてはいかがだろうか。

プチ整形を始め、美容外科と整形外科では美容に関する様々な治療を受けられるのが強みだ。
現在は全国各地にクリニックがあるが、目のくぼみを改善・解消するためのメニューを提供しているところも多い。

例えば以下のような専門治療を受けることができる。
いずれも目のくぼみ改善に期待が持てるが、いくつかのデメリットもある。
もし美容外科で治療を受けようと考えている人は、デメリットも加味した上で決断してほしい。

 

ヒアルロン酸注射(注入)

目のくぼみを改善する方法は様々あるが、即効性を求めている人におすすめしたいのがヒアルロン酸注射だ。
美容外科や整形外科で施術を受けることができるポピュラーな方法で、今やプチ整形と並んで定番といってもおかしくないだろう。

ヒアルロン酸注射は、文字通りヒアルロン酸を目のくぼんだ部分に注射する施術法だ。
聞いたことがある人も多いと思うが、注射してすぐにくぼみが改善されたり、目元がふっくらとするのが特徴である。
そのため、即効性の高さが一番のメリットといっても良いだろう。

また、リスクの低さもヒアルロン酸注射の強みである。
元々ヒアルロン酸は私達の皮膚下にある物質で、常に体内で生成されているのだ。
それを注射するだけなので副作用はほぼ無いに等しく、肌トラブルになる危険性も非常に低い。
なお、ヒアルロン酸は年齢とともに減っていく物質のため、目のシワを改善するために注射する人もいる。

一方、ヒアルロン酸注射最大のデメリットは費用と施術回数だろう。
ヒアルロン酸は注射しても徐々に体内へ吸収され、最終的に注射した分が失われてしまう。
つまり再度注射が必要とされており、その回数は年に3~4回が目安なのだ。
各季節ごとに1回は注射を受けないといけない計算である。

更に費用も少々割高で、安くとも1回あたり3~4万円の費用が必要になる。
ヒアルロン酸注射は自由診療のため保険適用外で、原則として全額自己負担となっている。
クリニックによって実際の費用は異なる点にも気をつけよう。

レーザー治療

レーザーは脱毛でお馴染みかもしれないが、現在は目のくぼみの施術でも取り入れられている。
近年注目を集めている方法の一つで、何より安全性の高さが一番のメリットといえるだろう。

一般的なレーザー治療では医療用レーザーを使用している。
これは医療用のために出力が若干抑えられたレーザーで、安全性を確保しているのが特徴だ。
よく脱毛で使われるレーザーはすべて医療用で、目のくぼみを改善する際にも使われている。

一方のネックは費用と効果、そして何より施術を受けられるクリニックが少ない点だろう。
特にレーザー治療は自由診療が一般的であり、場合によっては費用が高額になるおそれがある。
ただし、これは他のレーザー治療や脱毛でも同じことだ。

またヒアルロン酸注射と違ってレーザーを照射するため、確実に効果が現れる保証はない。
人によって効果が全然出なかったり、さほど変化が見られない可能性もある。

施術を受けられるクリニックも少なく、住んでいる地域によっては一つも無い、といったケースも考えられる。
もし治療を受けたい人は、まずクリニック探しから始めることが重要だ。
ただ、他の方法と比べて総合的に判断するべきだろう。

 

まぶたの切開手術

そして3つ目がまぶたの切開手術である。
こちらも聞いたことがある人はいるだろう。

よくシワを伸ばす目的で施術を受ける人がいるが、目のくぼみを緩和させる手段としても有効である。
特にくぼみの周辺にシワができている場合、切開手術を受けてみてはいかがだろうか。
余っている皮膚を切除することで、くぼみを目立たなくすることができる。

ただし、まぶたの切開手術は傷跡が残る可能性が高い。
これが一番のデメリットであり、手術を受ける人が懸念している点でもあろう。
現在は技術が進歩しているため、昔のように大きか傷跡が残る可能性はほとんど無い。
しかし、小さい傷が残ることは考えられるので、クリニックでよく相談してから決めることをおすすめする。

なお、手術費用はクリニックによって異なる。
比較的安く済む場合もあるが、逆に高く付くこともあるため、事前に確認しておこう。

 

美容外科・整形外科以外の改善方法

目のくぼみは美容外科や整形外科で治療することができる。
ただ、費用が高くなってしまうし、手軽さでは欠けているだろう。

実はそれ以外にも目のくぼみを改善する方法は多数ある。
効果は外科的手法より薄れてしまうが、手軽さでは勝るため、まず実践してみてはいかがだろうか。
主に以下の手法が手軽でおすすめだ。

 

アイクリームの利用

目のくぼみで悩んでいる人全てにおすすめの方法がアイクリームだ。
アイクリームというと様々な種類があるが、目のくぼみをケアできる商品も多数販売されている。
つまり目のくぼみ専用の製品を使えば、美容外科などに通わずとも気軽に改善できるのだ。

もちろんながらアイクリームも万全ではなく、効果に関しては個人差がある。
だが、一本数千円という安さで買える点や、自宅でケアできる手軽さを考慮すると、美容外科や整形外科よりメリットが勝るだろう。
使用は1日1~2回、わずか数分で済んでしまうため、そもそもクリニックへ通う余裕がない人にも適している。

製品によっては初回割引や返金保証を受けられることがある。
こうした面も考えた場合、アイクリームが一番最適な目のくぼみ対策になるだろう。

 

サプリメントの使用と食生活の見直し

もう一つがサプリメントの使用や食生活の見直しだ。
現在は非常に多くのサプリメントが売られており、その中には美容に良い成分を含んだものもある。
特に目のくぼみを改善するのであれば、コラーゲンやヒアルロン酸など、肌に良い成分を含んだサプリメントが適しているだろう。

サプリメントは健康食品扱いのため、効果が現れる保証はない。
だが、アイクリームと同じく費用を抑えられることから、試してみる価値は十分にあるだろう。

それと並行して食生活の見直しも必要になる。
不摂生な生活は美容に悪影響が及ぶし、目のくぼみが悪化する可能性も否定できない。
サプリメントを飲んでも効果が出ない、という事態に繋がる場合もあるだろう。

いずれにせよ、サプリメントの使用と食生活の見直しは目のくぼみ改善に最適な方法である。
より効果を高めたいなら、アイクリームと合わせて実践するのも良いだろう。

 

まとめ

美容外科・整形外科は全国に数多くあり、目のくぼみの治療を手掛けているところも少なくない。
だが、費用や手軽さがネックとなるため、実際は人を選ぶだろう。

その点アイクリームやサプリメントは手軽に始められる方法である。
ヒアルロン酸注射で改善するのも良いが、その前にアイクリームなどを試してみてはいかがだろうか。

SNSでもご購読できます。

コメントを残す

*