まぶたのくぼみを解消するためにはストレッチが有効だ。もちろん、食べ物や生活習慣も大きく関わるのだが、適度なストレッチを続けることはまぶたのくぼみ予防に繋がる。今回はまぶたのくぼみに効果のある、ストレッチ方法をご紹介する。簡単にできるものばかりなので、ぜひ挑戦していただきたい。
目の周辺やまぶたのストレッチの必要性
ストレッチと聞くと、体の柔軟体操であったり、運動前のウォーミングアップを思い浮かべる方も少なくないだろう。目の周辺やまぶたのストレッチ、と言われても、あまりピンとこない方も多いのではないだろうか。実は、まぶたのストレッチも、柔軟体操やウォーミングアップの軽い運動をイメージしていただくと良い。
まぶたは、毎日使わないようで頻繁に使っている部位になる。人は瞬きをするたびに、目の周辺であったりまぶたの筋肉を無意識に使っているのだ。無意識だからこそ、知らない間に疲れて、疲労が溜まりやすい部位でもあるのだ。
だからこそ、まぶたのストレッチはそういった溜まった疲れをほぐしてやるのに非常に有効なのである。肩や腰をほぐすように、目の周辺やまぶたも労わってあげたい。
まぶたのストレッチ方法とは
では実際にまぶたのストレッチ方法をご紹介する。実は非常に簡単なので、いつでもどこでもできてしまう。覚えておけば、気が付いたときにストレッチをすることができる。
まずは、目を大きく見開いたり、閉じたりするストレッチ方法。これは目に力を入れてギュっとつぶり、そこから一気に目を大きく見開く、という運動になる。これを1セットで10回ほど繰り返してみると、目の周辺の筋肉がほぐれて血行がよくなるのを実感できるはずだ。普段はまばたきという一定の動きしか行われないまぶたなので、意識して目を閉じる、見開くを繰り返すのは、使われない筋肉を効果的に動かすことに繋がる。
これに慣れれば、眼球をくるくる回してみるのもよい運動になる。ゆっくりで良いので、黒目の部分で円を描くように回す。これだけでまぶたがほぐれ、ストレッチの効果を実感できる。
意外と疲れるストレッチ方法としては、上、下、右、左という順番に黒目を動かす運動がある。簡単な動きだが、日常生活では行われない眼球の動きで、目の周辺やまぶたの筋肉に程よい刺激を与えてくれる。
以上のようなストレッチは、いつでもどこでもすることが可能なので、ぜひお手軽に試していただきたい。まぶたのくぼみがまだ気にならないという方も、ストレッチをすることは、くぼみ予防に繋がるはずだ。
目やまぶたのマッサージで、さらなるストレッチ効果を
目の周辺やまぶたをマッサージするこは、ストレッチの効果をさらに高めることになる。元々動かしにくい部位なので、手を使ってほぐしてやるのは非常に効果的なストレッチ方法のひとつだ。
先ほどご紹介した目の運動によるストレッチ方法に加えて、まぶたや目のマッサージもメニューの1つに追加してみよう。マッサージと言っても、難しいことではない。目を閉じて、優しくまぶたをもんだり、程よく押さえるなどし、目の周辺の筋肉を刺激するだけ。この際、「痛い」ではなく「気持ちい」と感じる程度にマッサージを行うことが重要である。ストレッチはやりすぎると意味がないので、優しいタッチでマッサージをし、徐々にまぶたをほぐすのが理想だ。
血行がよくなるのでくすみ予防にもなり、目の印象も明るくなるだろう。メイク前に行うと、メイクのりがよくなるので朝のお手入れ時にもおすすめである。
目やまぶたのストレッチには、アイクリームが便利
目の周辺やまぶたをマッサージしてストレッチ効果を求める場合、アイクリームがあると非常にやりやすくなる。
まず、アイクリームによって肌と指の馴染みがよくなり、滑らかな動きでまぶたを優しくマッサージすることができるようになる。何も付けない場合よりも、アイクリームを使用する方が肌にも良く、負担を掛けずにストレッチできるだろう。
また、アイクリームには保湿剤も含まれているので、目の周辺やまぶたの皮膚に潤いを与えながら、ストレッチをすることが可能だ。まぶたは非常に乾燥しやすい部位でもあるので、マッサージをする際にも常に水分や保湿の補給は心がけておきたい。
毎日お手入れでアイクリームを使用しているという人は、お手入れの際にストレッチを取り入れてみよう。目を閉じたり開いたりする運動と共に、まぶた周辺をほぐすことによるストレッチを習慣にすれば、毎日自然な流れでまぶたのくぼみ予防のためにストレッチを続けられるだろう。目の周辺も潤って、一石二鳥である。
まぶたのストレッチはアイクリームで賢く行おう
まぶたのストレッチには、アイクリームを使ってお肌をいたわりながら行いたい。たった5分でも毎日続けることで、まぶたのくぼみを予防できるはずだ。目の印象もアップするので、お手入れの際に取り入れてみよう。