目のくぼみが気になる人の中には、両親も同じように目のくぼみで悩んでいると、これは遺伝なのではないか？と感じることも多いだろう。確かに、家族全員や身内の誰かが同じように目のくぼみで悩んでいると、遺伝を疑うのは無理ない。また、生まれつき目のくぼみが気になるという人も意外と多いものだ。生まれつき目のくぼみが気になる人は、一体何が原因なのだろうか？本当に遺伝が原因で目のくぼみができることは、あるのだろうか。今回は目のくぼみと遺伝の関係性についてご紹介しよう。
元々の目の大きさにより、目のくぼみができやすいことがある
目のくぼみは、同じ生活スタイルをしていても気になる人と、そうでない人がいる。様々なことが原因として挙げられるのだが、目の大きさが一つの原因だと考えられている。
目の大きい人は、比較的目の小さい人よりも、目のくぼみが気になりやすいようだ。目が大きいほど、まぶたの面積も広がり、目のくぼみができやすい状態になっているのだ。
また、目の大きさが大きいとそれを支える目の周辺の筋肉も発達する為、それらが衰えた際に、目のくぼみが気になりやすく、くぼみができやすいということだ。
元々の目の大きさは遺伝による。生まれつき目の大きさが大きめの人ほど、目のくぼみが気になるのは仕方がないことだ。
こういった目の大きさの観点から見ると、遺伝による目の大きさが関係し、目のくぼみができやすいということは言える。
生まれつきの肌質や肌の状態によっても、目のくぼみができやすくなることがある
他に遺伝から目のくぼみが発生すると考えられるのなら、生まれつきの肌質、さらに肌の状態が挙げられるだろう。
肌質というのは、例えば生まれつき肌が薄い、またはぶ厚いなどの差である。他にも、乾燥肌や脂性、混合肌など、人はそれぞれに肌質や肌の状態は全く異なっている。これらは全て遺伝性であり、全ての人が生まれつき持っている肌質である。
当然、目のくぼみができやすい肌質、肌の状態というものもある。どちらかと言うと乾燥肌で、皮膚が薄く、ダメージに弱いデリケートな肌質ほど、目のくぼみは発生しやすい。その為、同じ生活をしていても、目のくぼみができる人と、そうでない人がいるのだ。
生まれ持った肌質を変えることは難しいが、自分の肌に合った適切なケアが重要である。目のくぼみができやすい肌質の人も、諦めず正しいケアをすることで、目のくぼみは必ず予防・改善できるのだ。
生まれつきの目のくぼみでなければ、遺伝はあまり関係ないことが多い
遺伝によって目のくぼみができやすい人は、多くの場合生まれつき、もしくは幼少のころから目にくぼみができているはずだ。なので、遺伝によって大人になってから突然目にくぼみができることは考えられない。
大人になってから突然目にくぼみができた場合には、遺伝ではなくなんらかの理由があったのだと考えよう。遺伝のせいにしているといつまでも解消できず、解決策も分からないままだ。肌質によって、目がくぼみやすい・そうでないということはあったとしても、突然発生した目のくぼみは遺伝でなく何かしら他の原因があると思うのが切実だ。
遺伝でない目のくぼみには、正しいケアをするのが適切
遺伝性でない目のくぼみの場合には、正しいケアを行って、きちんと対処を行いたい。まずは毎日の洗顔である。丁寧に行い、すすぎも十分に行おう。目の周辺はデリケートなので、ゴシゴシこすらず合わせ優しく洗うのが理想だ。
また、化粧水による水分補給も必ず行おう。目の周辺は乾燥しやすく、水分不足になると目のくぼみになってしまうのだ。洗顔後には必ず化粧水を付け、水分を閉じ込めたい。
さらに乳液や美容液で、肌全体を保湿し落ち着かせよう。こういった正しいケアを行うと、元々目にくぼみができやすい人も、くぼみができにくい肌質を作ることができる。まだ目にくぼみがない人も、早いうちから目元のケアを始めることで、目のくぼみを防ぎたい。
アイクリームで遺伝による目のくぼみもケアしよう
目の周辺のスペシャルケアとして、アイクリームを使用すると目のくぼみに更に効果的なケアを行うことができる。化粧水と乳液の後、まぶたや目の周辺にアイクリームを優しく馴染ませ、集中的に目のくぼみをケアしよう。
また、生まれつき目にくぼみがある人も、アイクリームはぜひ使用していただきたい。元々目にくぼみがある人は、残念ながらくぼみを完全に解消するのは難しかもしれない。
しかし、それ以上に悪化させず、若々しい状態をキープすることは可能である。くぼみがあることでむしろ印象的な目元になることもあるので、アイクリームによる目元のケアは、遺伝がある人、そうでない人どちらにとっても有効だ。
目のくぼみには確かに遺伝は関係あるが、そこだけではなく、様々な原因があることも忘れてはならない。また、遺伝性だとしても、正しいケアで目のくぼみの印象は大きく変化することも知っておこう。
