視力が低い人にとって、コンタクトレンズは必需品である。もちろんメガネ派の人もいるが、コンタクトレンズを愛用している人も多いだろう。非常に手軽で便利なコンタクトレンズだが、目のくぼみになってしまうことは、ないのだろうか？コンタクトレンズを使用し続けることと目のくぼみの関係性について調べてみよう。
知らない間に疲れを引き起こすコンタクトレンズ
コンタクトレンズは最近では付け心地が良いものも多く、以前と比べてストレスなく使用できると評判である。しかし、どんなに改良されても、コンタクトレンズを使用し続けると目は疲れてしまうものである。
目の中にレンズを直接入れるのだから、目に負担がかかってしまうのは当然だ。ただでさえ、視力の悪い人は目が疲れがちな上、毎日のコンタクトレンズの使用は知らず知らずの間に疲れを蓄積させる。
目のくぼみは、目の疲れが原因で発生することもある。その為、コンタクトレンズの使用で目が疲れ、まぶた周辺に負担がかかり、目のくぼみに繋がることも考えられる。コンタクトレンズを使用している人は、極力目が疲れないように工夫する必要があるかもしれない。
コンタクトレンズの影響で発生する乾燥にも要注意
コンタクトレンズを使用している人なら分かるはずだが、使用していると目が極端に乾燥しやすくなる。付けていないときに比べ、目の全体が乾燥し、かゆみや違和感、ストレスを感じることもあるだろう。これは普段なら一定の潤いを保っている眼球だが、コンタクトレンズを入れることで潤いがキープされなくなる為だ。水分量も減ってしまい、涙の量も少なくなってしまう。目薬で補う必要があるのだが、それでも乾燥を完全に防ぐことは難しいだろう。
コンタクトレンズによる乾燥はまぶたに悪影響を与える。それは、乾燥することによってまばたきの回数が増えることが原因だ。目が乾燥してしまうと、当然ながらまばたきの回数も増えてしまう。まばたきが増えてしまうと、その分目の周辺の筋肉を多く使うことになり、負担がかかるのだ。
まぶたや目の周辺の筋肉は非常にデリケートで、皮膚も薄い状態だ。まばたきが増えることで筋肉が凝り固まってしまい、目のくぼみに繋がってしまう。
コンタクトレンズによる目の乾燥を防ぐには、普段から目薬を定期的に使用して目に潤いを保つことが必要だ。極力まぶたに水分量をキープしておくと、乾燥をできる限り防ぐことは可能である。
自分に合ったコンタクトレンズを使用しているか
コンタクトレンズには本当にたくさんの種類がある。大きく分類するとハードタイプとソフトタイプ。その人の好みやライフスタイルに合わせて選ぶことができるのだが、今一度使用しているコンタクトレンズが自分に合っているものかどうかを、チェックしてみてほしい。
というのも、自分の目に合っていないコンタクトレンズは、目に大きな負担がかかるからだ。そういったものを使い続けると、いくら目薬で水分をチャージしても負担がかかってしまう。
自分に合ったコンタクトレンズかどうかを確かめる方法は、まず使用の際に違和感がないかを確かめてみることだ。サイズが合わない感じがする、なんだかゴロゴロする、装着時に痛みがある、など。そういった心当たりがあれば、もう一度眼科で自分に合ったコンタクトレンズを選定してもらうことをおすすめする。
また、コンタクトレンズを使い続けていて目のくぼみが気になる、という人も、一度コンタクトレンズを選び直してみると良い。自分で違和感がなくとも、目に合わないコンタクトレンズを使用していてストレスがかかり、目のくぼみに繋がっていることも考えられる。正しくコンタクトレンズを選ぶことは、目のくぼみを作らない為の予防にもなるのだ。
アイクリームのお手入れで、コンタクトレンズの使用で疲れたまぶたをケア
毎日のお手入れには、やはりアイクリームのお手入れは欠かせない。コンタクトレンズを使用している人にとっても、アイクリームはおすすめできる。
使用し続けるとまぶたにストレスを与えてしまい、知らず知らずのうちに疲れをためてしまうコンタクトレンズ。目の周辺の筋肉も凝り固まってしまい、目のくぼみがすでにできてしまっている人も、今からでも遅くはない。
毎日の洗顔後に、まずはしっかりと化粧水で水分を補おう。目の周辺は乾燥しやすいので、特に丁寧に水分補給を行いたい。
そして乳液を使用し、肌全体を保湿する。目の周辺にも軽く付けて、お肌の状態を落ち着かせると、アイクリームの馴染みもよくなる。
アイクリームは目元専用のクリームなので、まぶたや目の周辺に適量を馴染ませよう。できればコンタクトレンズも外して、目を休ませた状態で行いたい。コンタクトレンズは数日付けっぱなしにしている人も多いが、外せるときには外して、目を休ませることも大切。目を労わりながらコンタクトレンズを使用することで、目のくぼみは予め予防することが可能である。
