以前から、「うつぶせ寝は目のくぼみに悪影響」ということは、このサイトでもお伝えしてきた。
しかし、あろうことか、自分自身が油断してしまい、数日続けてうつぶせ寝で寝てしまった。
すると、目のくぼみはもちろん、目の腫れ・目の下のクマまでがひどくなるという最悪な事態になってしまったのだ。
以前から、「うつぶせ寝は目のくぼみに悪影響」ということは、このサイトでもお伝えしてきた。
しかし、あろうことか、自分自身が油断してしまい、数日続けてうつぶせ寝で寝てしまった。
すると、目のくぼみはもちろん、目の腫れ・目の下のクマまでがひどくなるという最悪な事態になってしまったのだ。
私の仕事仲間(男性・30代)が、激務続きで目のくぼみがひどくなってきたとき、後輩の女の子に、
「●●さん、目のくぼみがひどくなってますよ!お疲れじゃないですか?」
と指摘されていた。
私が、「いやいや、ただの老化だろ」とからかったら、
「これは、老化じゃない!顔の彫りだっ!」
と言い張っていた。
その気持ちはわかるが、残念ながら、「目のくぼみ」と「顔の彫り」は明らかに違う。
この記事では、その見分け方を解説していこうと思う。
目のくぼみといえば、第一の原因は「老化現象」だ。
しかし、老化とはまた別の原因で、“一時的に”目のくぼみが大きくなってしまうことがある。
例えば、1週間前までは、目のくぼみなんてまったく気にならなかったのに、急に気になりだしたようなケース。
そんなときは、焦らずに正しい解消法を行えば、目のくぼみを直せる。この記事では、その解消法をご紹介する。
ドモホルンリンクルシリーズの発売元である「再春館製薬所」は、CMでもおなじみの企業だ。
先日の熊本の地震では大きな被害を受けたにも関わらず、すぐに情報発信を開始し、地元とともに立ち上がっていく姿が感動的で、ネットニュースにもなっていた。
CMの好感度も高いらしく、企業としての支持率が高い再春館製薬所。とにかく「年齢化粧品」と謳っている通り、老化現象に特化した化粧品を開発しているので、目のくぼみにも効果があるのでは?と思って取り寄せてみることにしたのだ。
クリーム20は、再春館製薬所のブランドである「ドモホルンリンクル」の商品だ。再春館製薬所は、「漢方」の医薬品や化粧品の開発を行っている製薬会社だ。「ドクターシーラボ」が「ドクターズコスメ」の先駆けとして急成長したが、ある意味、再春館製薬所もドクターズコスメということだろうか。
創業は昭和7年(1932年)と歴史ある会社だ。その中でも「クリーム20」は歴史あるアイテムで、発売されたのは昭和50年。ドモホルンリンクルシリーズの中で最古のアイテムのようだ。
コラーゲン20%配合化粧品“ドモホルンリンクルクリーム20”を発売。
とのことで、最初はコラーゲンを20%配合したクリームであったようだ。その後、リニューアルを繰り返しており、現行品は18代目とのことで、コラーゲンを20%配合したクリームではない。
ただ、それだけ長年リニューアルを繰り返しながら売り続けられてきたということは、それだけ効果があってコアなファンが付いているということ。さらに、「過去13年間、日本で最も売れているクリーム」が、このクリーム20なんだとか。クリーム20への期待が高まるというものだ。
クリーム20を手に入れるため、まずドモホルンリンクルのWEBサイトにアクセスしてみると、「まずは3日間お試し!」との言葉。
目当てだったクリーム20も無料お試しセットの中に入っていたので、まずはお試しセットを申込み。
「もしかして、男だとはじかれる……!?」
一瞬、そんな不安が頭をよぎったが杞憂に終わり、2日後にはポストにお試しセットが届いていた(ものすごく早い配送スピードだ)。
無料とは思えない、丁寧な梱包とふんだんな説明と、クリーム20を含めてなんと全部で8つの商品たち。
一つずつが試供品とはいえ、旅行用ミニサイズくらいの大きさはある。サービス精神旺盛で、顧客対応を重視している企業姿勢が垣間見える。
そして、何よりうれしかったのが、図解と大きな文字を使った、分かりやすい説明。これがないと、男の私は困ってしまうのだが、きっと年配の人向けの化粧品だからこそ、そういった面にもきめ細やかな対応をしているのだろう。
さらに、WEBサイトにアクセスすると、動画でも使い方をレクチャーしてくれる。細かいところまで心配りが行き届いていて素晴らしい。
クリーム20は、コラーゲンを「与える、守る、養う」力を備えたクリームだ。とにかく徹底してコラーゲンケアにフォーカスしているのは、目のくぼみケアにも効果が期待できる。
目のくぼみの第一の原因はコラーゲンの減少や損傷だ。だから、コラーゲンケアこそ、目のくぼみケアの第一歩ともいえる。そんなクリーム20には、コラーゲンをケアするために次のような成分が配合されている。
肌にハリを与える成分で、肌の深くに届くように超微粒子化されている。
加齢を加速する「加齢加速タンパク(Angptl2)」というものを対策することで、コラーゲンを守るのが「不知火菊エキス」だ。
長白参エキスにせよ、不知火菊エキスにせよ、他の化粧品では聞いたこともないような、漢方の生薬のようなエキス名が並んでいるところは、再春館製薬所らしさという感じがする。
さて、クリーム20の成分を把握できたところで、早速、詳しい使い方を見ていこう。
ドモホルンリンクルは、シリーズで使うように推奨されているのだが、それを見ると、
保湿液⇒美活肌エキス⇒クリーム20(ココ)⇒保護乳液
という順番で使うようにとのこと。通常の化粧品であれば、「化粧水の後・乳液の前」のタイミングになる。
クリーム20は、使用量の説明が非常に明快!「米粒大」「パール粒大」のような曖昧な説明ではなく「2センチ」とハッキリ記載されている。そしてなんと、「原寸大」の写真付き。どの程度使ったら良いのか、すぐに理解できた。
説明には、次のように書いてある。
指の腹をつかい、お肌の内側から外側に向けて円を描くように力を入れずにぬり込みます。
やさしく丁寧に、力を入れずに塗ることがポイントのようだ。目のくぼみに刺激を与えないためにも、これは理にかなっている。
WEBサイトには下記の記載があった。
未開封の場合には1年以内、開封後は半年以内を目安に使いきっていただくことをおすすめいたします。なぜなら、ドモホルンリンクルは「お肌につけるものは食べ物と同じ」と考え、商品の品質を保つ防腐剤も天然由来の成分にこだわり、またその使用量も最低限度としているからです。そのため、安心してお使いいただくために上記の期間をおすすめしております。
「開封後は半年以内」ということだ。
クリーム20の概要が把握できたところで、早速使用感について書いていく。
今回、無料お試しセットを利用したので、本体の容器の使いやすさは分からない。写真で見る限り、細長くて非常に使いやすそう。
これは、ちょっと驚いた。真っ白なクリームで、想像以上に固くてしっかりしている。厚みがあって、肌にのばすと、「ググググッ」とのびていく。
これだけ聞くと、肌に摩擦がありそうで嫌な感じがするだろうけれど、実際は全くそんなことはない。とても心地良い使用感。
鏡を見てみると、クリームがしっかりしているので、塗った箇所に白く残っていた。透明になるまで、指の腹でやさしくなじませてやる。
かなり期待に胸を高鳴らせながら眠りについた翌朝、鏡を覗いてみると……、おおおおー。目のくぼみが、心なしか、ふっくらしてきている感じがする。
それに、塗った箇所がなんだか輝きを増しているというか……、ツヤツヤ感が増している感じがした。さすが、年齢肌用化粧品。
このまま続けたら若返るかも!?ただ、無料サンプルは3日しかないため、3日で使用が終わってしまった。
3日では、さすがに目のくぼみが治るところまでは実感できず。ただ、1ヶ月、2ヶ月、3ヶ月……と、真面目に継続すれば、効果が出るのでは?と期待できる感触だった。
クリーム20は、天然成分だけでできていて、非常に肌にやさしい処方になっている。
「お肌に付けるものは食べ物と同じ。そんな思いで自ら厳しい基準を」
と記載がある通り、パラベンなどの防腐剤は一切不使用で、できる限り天然成分で作られているということだ。
実際にクリーム20の全成分を確認してみよう。これを見ると分かるように、界面活性剤や防腐剤が使われておらず、本当に丁寧に良質なものづくりが行われている印象を受ける。
成分名 | 説明 | 成分名 | 説明 | |
水 | ベース成分 | カキ果皮エキス | ◎保湿成分 | |
スクワラン | ◎保湿成分 | ダマスクバラ花エキス | ◎保湿成分 | |
BG | ◎保湿成分 | シャクヤク根エキス | ◎保湿成分 | |
イソステアリン酸ヘキシルデシル | ◎保湿成分 | 加水分解エラスチン | ◎保湿成分 | |
グリセリン | ◎保湿成分 | 水溶性プロテオグリカン | ◎保湿成分 | |
ラウロイルグルタミン酸ジ(オクチルドデシル/フィトステリル/ベヘニル) | ◎保湿成分 | ツボクサエキス | ◎保湿成分 | |
水添ナタネ油アルコール | ◎保湿成分 | アルガニアスピノサ核油 | ◎保湿成分 | |
マカデミアナッツ油 | ◎保湿成分 | ジパルミチン酸アスコルビル | ◎保湿成分 | |
水添レシチン | ◎保湿成分 | ステアリン酸グリセリル | ◎保湿成分 | |
水添パーム核油 | ◎保湿成分 | ダイズステロール | ◎保湿成分 | |
ステアリン酸 | ◎保湿成分 | メドウフォームエストリド | ◎保湿成分 | |
水溶性コラーゲン | ◎保湿成分 | メドウフォーム油 | ◎保湿成分 | |
加水分解コラーゲン | ◎保湿成分 | ローズヒップ油 | ◎保湿成分 | |
オタネニンジン根エキス(白参) | ◎保湿成分 | コメヌカ油脂肪酸フィトステリル | ◎保湿成分 | |
オタネニンジン根エキス(油溶性白参) | ◎保湿成分 | カプリル酸グリセリル | ◎保湿成分 | |
オタネニンジン根エキス(紅参) | ◎保湿成分 | ラウリン酸ポリグリセリル-10 | ◎保湿成分 | |
ラクトバシルス/長白人参発酵液 | ◎保湿成分 | トコフェロール | 酸化防止成分 | |
チューリップ花エキス | ◎保湿成分 | イソステアリルグリセリル | ◎保湿成分 | |
シマカンギク/ヒメジョオンエキス | ◎保湿成分 | キサンタンガム | ◎保湿成分 | |
グアバ葉エキス | ◎保湿成分 | 水添リゾレシチン | ◎保湿成分 | |
サッカロミセス/甘藷発酵エキス | ◎保湿成分 | カワラヨモギ花エキス | ◎保湿成分 | |
サワヒヨドリエキス | ◎保湿成分 | チョウジエキス | ◎保湿成分 | |
ピンピネラサクシフラガ花/葉/茎エキス | ◎保湿成分 | ニオイテンジクアオイ油 | ◎保湿成分 | |
アスペルギルス/クリ渋皮発酵エキス | ◎保湿成分 | カニナバラ果実油 | ◎保湿成分 | |
エドヒガン葉エキス | ◎保湿成分 | ラベンダー油 | ◎保湿成分 | |
加水分解コメエキス | ◎保湿成分 | ローマカミツレ花油 | ◎保湿成分 |
クリーム20、調子よく3日間の無料サンプルを使用したが、最初が無料お試しセットから入ったため、その「価格」を意識していなかった。これは良いかもしれないと思って、改めて確認してみると、
「……!!!」
なんと、お値段13,000円(税抜)。「高けえ~~~!!!」……と思わず心の中で叫んでしまった。いや~、高い。目のくぼみは治したいけれど、13,000円投資するなら、ちょっと考えてしまう。
ちなみに、ドモホルンリンクルシリーズは、あくまでもシリーズ使いを勧めているものの、全ての商品が高い。
・化粧落しジェル 5,000円
・洗顔石鹸 5,000円
・泡の集中パック 12,000円
・保湿液 5,000円
・美活肌エキス 10,000円
・クリーム20 13,000円
・保護乳液 5,000円
合計 55,000円
最初は、立派なサンプルセットを無償で提供してくれて、なんとサービス精神旺盛な企業なんだ!と感動したが、こんなに高額商品ならば、新規顧客獲得コストもふんだんに掛けられるのだろう。
豪華な無料トライアルと、企業CMで、見込顧客をガンガン集め、ダイレクトメールやメールマガジンのフォローアップで本品購入に導く。
躍進する通販化粧品会社の裏側を垣間見たような気分になった。
クリーム20は、お値段も中身も非常に高品質で、それを試してみることができたのは、非常に良かったと思う。
ただ、実際に購入するか?というと別問題。
私は、必要最低限の投資で、最大限の効果を得たいという思いでアイクリームを探している。となると、確かに効果は期待できるものの、費用対効果という意味では、もっと優れたアイクリームがありそうだ。
総合点数:22点
おすすめ度 | 備考 | |
目のくぼみケア | ★★★★☆ | 3日のみの使用だったが効果が期待できそう |
保湿力 | ★★★★★ | 粘度の高いクリームでかなりしっとり |
低刺激 | ★★★★★ | 防腐剤不使用、天然成分を中心に作られている |
のびの良さ | ★★★☆☆ | のびは良くないが、不快ではない |
香り | ★★★★☆ | 無臭 |
コスパ | ★☆☆☆☆ | 30g・13,000円
※1gあたり433円 |
ドモホルンリンクルのクリーム20は、「やっぱり高いものは良いよね」と思わせるだけの迫力があった。
お金に余裕があれば、おすすめする。ただ、自分にとっては、目のくぼみだけに毎月こんなにコストは掛けられないので、継続使用は難しいと感じた。
本当に、他のアイクリームでは全く太刀打ちできなくなったときに、最後の砦的にクリーム20を登場させる、というスタンスなら良いかもしれない。
現状、ここまでの投資をしなくても、他に自分の目のくぼみに効果が出る安いアイクリームが見つかっているので、継続購入はしなかった。
目のくぼみ対策をなんとか実現させるため、自分が実際に使ってみたアイクリームを紹介しているが、今日は、「DHC(ディーエイチシー)」の「薬用Qショートリンクルクリーム」について。
化粧品なんてほとんど知らない自分にとって、「DHC」はよく聞いたことがあるブランド。「~♪ 0120-333-906~♪」このCMメロディーとともに、頭に残っていた。
それに加えて、DHCのサプリメントには随分お世話になっている。DHCのサプリは、「価格の安さ」が魅力。
ネット上では「安かろう悪かろう」の代名詞として語られることもあるが、効果を実感できているサプリもあるので、私はそれほど悪い印象は持っていなかった。
薬用Qショートリンクルクリームの発売元は「DHC」。
DHCは何の略なのだろう?と思って調べてみたところ、「Daigaku Honyaku Center(大学翻訳センター)」の略らしい。これにはびっくり。
今は化粧品やサプリで有名なDHCだが、もともとは翻訳委託業務を行う会社だったのだとか。創業は1972年で、化粧品市場に参入したのが1980年。
そして今では年間売上1,000億円超の巨大企業。通販会員が2016年現在1,300万人いるというのだからこれにも驚く。
日本人の人口が1.2億人程度なので、なんと日本人のうち10%以上がDHC会員ということになる。
そんな大企業の放ったアイクリームが、「薬用Qショートリンクルクリーム」だ。
薬用Qショートリンクルクリームは、DHCのWEBサイトから購入した。価格は3,048円(税抜)。
数日でクロネコヤマトによって届けられた。白の箱を開けると、納品書と商品と、数枚のモノクロのチラシ。
他社のアイクリームを取り寄せたときと比較すると、「コスト減」の印象が強い。
無駄がないのは何よりだし、会員数1,300万人ともなるとリピーターがほとんどなのかもしれないが、生まれて初めて、DHCの化粧品を購入した自分にとっては、不親切感を否めなかった。
薬用Qショートリンクルクリームは、その名前に入っている「Q」がポイントだ。「コエンザイムQ10」のQで、薬用Qショートリンクルクリームは、「コエンザイムQ10」を売りにしたアイクリームなのだ。
箱には「コエンザイムQ10・0.3%配合」と書いてある。指標が分からないので「たった0.3%!?」と思ってしまうが、箱をよくよく見てみると、次のような記載がある。
従来の化粧品の上限値0.03%に対し、10倍濃度でコエンザイムQ10を配合しました。
ということは、今までの化粧品の10倍効くってこと!?と期待が高まる。そもそも、コエンザイムQ10というのは、抗酸化力が非常に強い成分なのだそうだ。「肌の酸化」は老化の第一歩。つまり、目のくぼみにとっても大敵だ。
コエンザイムQ10の他に「薬用成分」として大きく訴求されているのが、プラセンタエキスだ。プラセンタエキスは、美白効果をはじめ、さまざまな効果がある。
目のくぼみへの効果としては、成長因子を促進されるので、コラーゲンの再生が促される。
プラセンタ=胎盤、なので、胎盤を顔に塗るなんて若干戸惑ってしまうが、その美容効果は絶大で、女性たちの間で大人気の成分だということだ。
特長成分を確認したところで、DHCの薬用Qショートリンクルクリームの「使い方」を見ていこう。
今までに試したアイクリームは、「化粧水の後・乳液の前」のタイミングでの使用だったが、薬用Qショートリンクルクリームは違っていた。
朝晩のスキンケアの最後に、適量を指先にとり、目もとにのばしてなじませてください。
とのこと。「スキンケアの最後」に使うのだそうだ。
「適量を指先に取り目元になじませてください」としか書いていないので、ハッキリした使用量が分からず。
おそらく、他のアイクリームと同様に「米粒1粒分」程度なのでは?と予想して使ったが、やはり使用量はしっかり書いておいてくれないと困ってしまう。
塗り方についても、前述の通り「目元になじませてください」としか書いていなかったので、薬用Qショートリンクルクリーム特有の塗り方のコツはないようだ。
WEBサイトには「開栓後はなるべく早く使い切ってください。」との記載あり。なるべく早くとはどれくらいなのだろう。これもちょっと迷ってしまったが、2〜3ヶ月程度だろうか。
以上で、ざっくりとではあるが、DHCの薬用Qショートリンクルクリームについての全体像を把握した。早速、実際に使ってみての感想をお伝えしていこう。
チューブの先に細く尖った口が付いていて、そこからクリームを絞り出すタイプの容器だ。他のアイクリームと比較すると、最も口の径が小さいかもしれない。
小さいと少量ずつ取りやすいか?というと意外にそんなことはなく、細長くニョロニョロッと線状に出てくるのが、地味にストレスを感じる。
とりあえず「米粒大」を出そうとしても、細長くて米粒大にならない。どれくらいの量を出せば良いのか、戸惑ってしまう。
ぬめっ。ぬるっ。としたクリーム、という印象。若干黄みがかっているのだが、これはコエンザイムQ10が黄色い成分なので、その影響とのこと。
手に出して匂いを嗅いでみると、「……どこかで嗅いだことある、この匂い……」。
あっ。これは、「オロナイン」だ。オロナインの匂いに近い。一度そう思ってしまうと、質感もオロナインに思えてきた。
浸透性もなく、ヌルヌルとしたあのオロナインの感じに近い。
「スキンケアの一番最後に使う」という指示なので、浸透性よりも、最終的に肌の表面をカバーするような役割なのかもしれない。
肝心の目のくぼみへの効果は、1週間使用を続けても、感じることができなかった。コエンザイムQ10という成分はすごいらしいので期待していたのだが……。
多少、肌の上に張り付いて保湿にはなった気がするが、目のくぼみには一切効果を感じられなかった。
これまでに試したアイクリームは、程度の差こそあれ、何らかの変化は感じていたので、初めて実感が得られない結果となった。
これは、薬用Qショートリンクルクリームが目のくぼみに効果がないのか、単に自分に合わなかったのかは分からないが、どちらにせよ、やはり自分に合うアイクリームを探して使うことの大切さを実感した。
アイクリームによって、これだけ効果に違いが出るとは……。普段から化粧品を使っている女性にとっては当然のことなのかもしれないが、私にとっては純粋に驚いた出来事だった。同じアイクリームでも、効くアイクリームは効くし、効かないアイクリームは効かないのだ。
薬用Qショートリンクルクリームは、次の表記がされている。
無香料
無着色
パラベンフリー
香料や着色料、パラベンが合わない人でも安心して使える。ただ、気になる点として、なぜか自分は塗った後に、ちょっとした「かゆみ」を感じた。
猛烈にかゆいわけではないので見逃しそうな程度だが、「あれっ、ムズムズするような……」「かゆいような……」「気のせいかな……」というのが塗る度に続いて、やはり薬用Qショートリンクルクリームのせいだと確信した。
前にネットで、「かゆみ」「ムズムズ感」は化粧品が合わないサインだと見たことがある。私は敏感肌ではないけれど、何らかの成分が合わなかったのかもしれない。
肌に合わない感じのする薬用Qショートリンクルクリーム、どんな成分が入っているのか丁寧にチェックしてみようと思ったのだが、商品が入っていた箱にも、WEBサイトにも、全成分の表記がない。
調べてみると、全成分表記の義務があるのは「化粧品のみ」なのだそうだ。
ちょっとややこしい話になるが、薬用Qショートリンクルクリームは「薬用」と名が付いている通り、薬用の化粧品だ。
法的には、薬用の化粧品=「医薬部外品」というカテゴリになって、これは化粧品ではない。そして、医薬部外品というカテゴリの商品には、全成分の表記義務がない。
ただ、医薬部外品であっても、多くの化粧品メーカーは全成分を開示しているそうだが、DHCは開示していないということのようだ。
もしかしたら、企業秘密ということなのかもしれないが、やはり成分を確認したい自分にとっては不親切な印象を受けた。
全成分は分からないものの、箱に書いてあった配合成分を下記に書き写しておく。
コエンザイムQ10
水溶性プラセンタエキス
レチノール
ビタミンB6
ヒアルロン酸
コラーゲン
シアバター
オリーブスクワラン
オリーブバージンオイル
薬用Qショートリンクルクリームの価格は、25gで3,048円。他のメーカーのアイクリームは、15g程度のものが多かったことを考えると、用量が多くて価格が抑えめ。
サプリメントなどと同じように、DHCは化粧品も低価格路線を走っているようだ。
しかも、初回購入時にDHCのメルマガに登録してしまったようで、メルマガが届くのだが、しょっちゅうキャンペーンを実施しているようだ。
それも、「大特価キャンペーン!」「激安セール!」「3,000円OFFクーポン!」とかなり激しい感じ。ドラッグストアの中のような、チカチカした原色いっぱいのメールが、頻繁に届く。
こういうテンションが好きかどうかは置いておいて、キャンペーンを狙えば定価よりも安く入手することは可能だろう。
薬用Qショートリンクルクリームは、正直なところ、買わなくても良かったかな……と感じてしまった。全体的に説明不足で、WEBサイトをウロウロして調べながら使うのが面倒だったし、質感やニオイも苦手だった。
その上、せっせと毎日塗ってみたのに、全く効果が出ないこのむなしさ。
女性陣は、アイクリームに限らず、これをいろんな部位に対してせっせと繰り返しておられるのだろうか。その努力はすごいものだと改めて尊敬してしまった。
ちなみに、DHCには大企業だけあって、取り扱い商品の点数もかなり多い。目元ケアの商品だけでも、20商品ほどあるようだ。
もしかすると、薬用Qショートリンクルクリーム以外のアイクリームの方が効果が高いのかもしれないので、改めてチェックが必要だと思う。
総合点数:16点
おすすめ度 | 備考 | |
目のくぼみケア | ★☆☆☆☆ | ほとんど実感できなかった |
保湿力 | ★★★★☆ | ペタッといつまでも肌の上に残る |
低刺激 | ★★☆☆☆ | 無香料・無着色・パラベンフリー
全成分不明のため低刺激か判断できない |
のびの良さ | ★★☆☆☆ | ベタつき感を感じる |
香り | ★★☆☆☆ | オロナインのような匂いが微かにする |
コスパ | ★★★★★ | 定期便利用での最安値は
25g・2,895円(税抜) ※1gあたり115円 |
DHCの薬用Qショートリンクルクリームは、非常に厳しい点数となってしまった。実際にはどういう評価をされているのか気になって、@cosmeを見てみたところ、★3.4なので、やはり他の人にとっても評価は良くないようだ。
コエンザイムQ10のシリーズものの一つのようなので、もしかするとラインで揃えて使ってこそ、真価を発揮できるタイプのアイテムだったのかもしれない。
WEBサイトにも「※コエンザイムQ10のはたらきをより実感したい方は、シリーズでお使いいただくのがおすすめです」という記載があった。
アイクリーム単体を求めていた自分にとっては、お蔵入りアイテムとなってしまった。ただ、定期便を利用すれば1gあたり115円まで下がることを考えると、他メーカーのアイクリームに比較してかなりお得感がある。このアイクリームが合う人にとっては、手放せなくなるのではないだろうか。
目のくぼみにいろいろ試したアイクリーム。今日は、「ビーグレン(b.glen)」の「トータルリペアアイセラム」を使ってみた結果を書いてみたいと思う。
ビーグレン・トータルリペアアイセラムの知ったきっかけは、女友達だ。ちょうどスキンケアの話になったときに、「女子はアイクリームとか使ってるの~?」と振ってみた。
すると、「ビーグレン」に最近ハマっているという。ビーグレン???聞いたこともなかったが、帰宅後検索してみると、なるほど。
確かに効果がありそうな、科学的な印象のあるパッケージやWEBサイトの雰囲気に惹かれ、早速注文してみた。
トータルリペアアイセラムの発売元である「ビーグレン」は、本社がアメリカにあるらしい。しかし、調べてみると社長は日本人のようだ。
日本人がアメリカンドリームを夢見てアメリカで起業して、その後あれこれあって、結局、日本に商品輸入して、日本で商売しているのだろうか(←妄想)。
詳しくWEBサイトを見るまでは、「米国発の最先端コスメ」を標榜しており、アメリカですでに売れている基礎化粧品ブランドが、日本に上陸してきたものだと思っていた。
その印象とは、実際はちょっと違っている。まあ、効果があれば、その辺の経緯はなんでも良いのだけれど。
そんなビーグレンから発売されているラインナップのうち、目元に特化しているスキンケアが「トータルリペアアイセラム」だ。
トータルリペアアイセラムは、ビーグレンのWEBサイトから購入した。価格は8,000円。
アイクリームというもの自体が高価なものだという認識はできつつあるが、それでもやっぱり、高いな~!と感じてしまう。
しかし、これで目のくぼみが治るのなら……と思ってしまう女心もとい、男心。
注文して待つこと数日、佐川急便から箱が届いた。中には、3種類の他の商品のサンプルとビーグレンの全商品の詳細情報が掲載されている製品カタログ、初回1,000円OFFクーポンが同封されている。
カタログをパラパラとめくってみると、あった。P21に「トータルリペアアイセラム」のページが。
トータルリペアアイセラムが入っている箱や冊子の情報をもとに、まずはトータルリペアアイセラムにはどんな成分が配合されているのかチェック。
シーラボの「エンリッチリフトアイ」は「リフト」に注力していたが、ビーグレンの「トータルリペアアイセラム」は「リペア」に注力しているようだ。
最適な成分を複合成分化して、バランス良く浸透させる成分。あらゆる目元の悩みにアプローチする。
エイジングによる「まぶたのたるみやゆるみ」「乾燥」「くま」をふっくらケアする。目元の悩みの中でも何に特に特化しているというのはなく、目元の悩みならなんでもケアできるというのが、QuSomeアイリペアコンプレックスだ。
成分の次は、ビーグレンのトータルリペアアイセラムの「使い方」を確認する。
WEBサイトには、「朝晩、お手持ちの化粧水の後にご使用ください。」という案内がある。アイキララ、シーラボ、ビーグレンと、各社アイクリームは「化粧水の後(クリームの前)」というタイミングが定番のようだ。
両目で1プッシュ。出してみるとほんの少量なのだが、よくのびるので、確かに両目すべてをこの量でまかなえる。ちなみにWEBサイトには「パール粒半分」と記載されていた。1プッシュ=パール粒半分なのだろうか。
具体的な塗り方がカタログに記載されていたので、転載する。
1プッシュのトータルリペア アイセラムを指にとり、それぞれの上まぶたに2点、下まぶたに4点おき、目元になじませます。
目頭からこめかみに向かって、指先でやさしくたたき込みます。
片手の中指と薬指で目尻を広げ、反対の手で目尻の気になる部分をたたき込むようになじませます。
下まぶたの目尻から目頭に向かってやさしく指をすべらせ、眉頭を押して数秒キープ。目頭から上まぶたを通り、目元を軽く引き上げるように、こめかみを押さえます。
まずは、トータルリペアアイセラムを手に取ったら、(上まぶたに塗る場合)2点に置いてからのばしはじめるのがコツらしい。
確かに、1箇所にすべて置いてのばしはじめるよりも、まんべんなく全体に塗れる感じがしたので、この技は使えると思った。
消費期限に関しての記載は、見つけることができず。防腐剤は配合されているので、おそらく数ヶ月で使い切れば問題ないだろう。
これで、ビーグレンのトータルリペアアイセラムについての概要を把握できた。いよいよ実際の使用感をお伝えしていこう。
形状は異なるものの、アイキララと同様に、プッシュ式。「米粒大」などと言われても、今ひとつどれくらいの量が分からない自分にとっては「1プッシュ」のような明確な容量提示は非常にありがたい。
それに、貴重なアイクリームが、下手くそな力加減で大量に放出されるような事故もなく、安心してプッシュすることができる。
他メーカーのアイクリームと同様に白っぽいのだが、若干、透明がかっている。その分、「のびの良さ」と「浸透性」に優れている感じがした。
塗ったそばから浸透していくのが面白くて、思わず重ねて付けたくなってしまう感じ。
すごい浸透度だ!と思いながら冊子をペラペラめくっていたら、この浸透度はビーグレンのこだわりらしい。
どんなにすぐれた成分も、届かなければ効きません。
選択テクノロジーのQuSome®(キューソーム)で肌に届く浸透の深度をコントロールします。
「浸透深度」という発想。確かに、成分は届かないと効かないのだろうから、届くように設計されているというのはうれしいポイントだ。
目のくぼみに対して、かなりの即効性が見受けられたような気がする。翌朝、目のくぼみの部分に入っていたシワっぽい線がなくなっていた。
使い続けたら、完全に目のくぼみが元に戻るのでは!?と期待が膨らむ出だし。
それと、なんだか塗った箇所が白くなっていっている気がした。最初は気のせいかな?と思ったものの、2日目も3日目も、なぜか肌が明るくなった感じがするのだ。
まぶたが明るいと、顔全体も明るい印象になるということを初めて知った。
ただ、「美白成分でも入っているのかな?」とWEBサイトなど見ていたが、美白やくすみケアについては記載がなかった。もしかしたら、自分の気のせいかもしれない。
トータルリペアアイセラムは、肌へのやさしさについての訴求がどこにも載っていなかった(○○無添加、○○フリー、○○不使用などの記載がない)。
だからといって即座にやさしくないという結論にはできないが、肌へのやさしさにこだわる人にとっては選びにくい化粧品だと思う。
次に、ビーグレンのトータルリペアアイセラムの全成分についてチェックしてみた。
化粧品の全成分は、配合成分が多いものから順番に記載するルールがあるそうだが、成分名を検索しながら確認すると、「合成界面活性剤」や「合成ポリマー」がかなり上にあって、ひるんでしまった。
せっかく肌への浸透性やくぼみへの効果に喜んだところだったが、単に合成成分で触った感触を良くしているだけの可能性もある。
しかも、トータルリペアアイセラムに配合されている「加水分解シロバナルーピンタンパク」という成分を調べてみたら、「紫外線吸収剤」だった。
紫外線吸収剤は、日焼け止めに含まれているものだが、敏感肌の人の中には紫外線吸収剤が合わない人も多いので、わざわざ「紫外線吸収剤フリー(不使用)」の日焼け止めが発売されているくらいだ。
アイクリームであるトータルリペアアイセラムに、日焼け止めに配合されていても敬遠される紫外線吸収剤がわざわざ配合されているのは、気になる点だ。
「加水分解シロバナルーピンタンパク」には、安定性を高める作用もあるらしいが、同じ安定性を高める目的でも他の成分を使うことはできなかったのだろうか。
◎印を付けた部分は、保湿成分・美容成分。
成分名 | 説明 | 成分名 | |
水 | 水 | 加水分解シロバナルーピンタンパク | |
グリセリン | ◎保湿成分 | アルファルファエキス | |
シクロペンタシロキサン | 合成ポリマー | ジ酢酸ジペプチドジアミノブチロイルベンジルアミド | |
スクワラン | ◎保湿成分 | グルコシルヘスペリジン | |
BG | ◎保湿成分 | 水溶性コラーゲン | |
ジミリスチン酸PEG-12グリセリル | 合成界面活性剤 | ヒアルロン酸Na | |
ジステアリン酸PEG-23グリセリル | 合成界面活性剤 | ゲンチアナ根エキス | |
(ジメチコン/ビニルジメチコン)クロスポリマー | 合成ポリマー | ポリリン酸Na | |
バチルアルコール | ◎保湿成分 | ムラサキ根エキス | |
ペンチレングリコール | 感触改良剤 | シロキクラゲ多糖体 | |
アルガニアスピノサ核油 | ◎保湿成分 | パルミチン酸セチル | |
メドウフォーム油 | ◎保湿成分 | ベヘニルアルコール | |
カプロオイルテトラペプチド-3 | ◎保湿成分 | セタノール | |
オリゴペプチド-24 | ◎保湿成分 | PEG-20ソルビタンココエート | |
ヒトオリゴペプチド-13 | ◎保湿成分 | ステアロイルラクチレートNa | |
合成遺伝子組換ヒトポリペプチド-31 | ◎保湿成分 | ペンタステアリン酸ポリグリセリル-10 | |
セラミドNP | ◎保湿成分 | (アクリレーツ/アクリル酸アルキル(C10-30))クロスポリマー | |
セラミドNS | ◎保湿成分 | ベヘン酸 | |
セラミドEOS | ◎保湿成分 | セテアレス−25 | |
セラミドEOP | ◎保湿成分 | エチルヘキシルグリセリン | |
セラミドAP | ◎保湿成分 | デキストラン | |
カプロオイルフィトスフィンゴシン | ◎保湿成分 | フェノキシエタノール | |
カプロオイルスフィンゴシン | ◎保湿成分 | 1,2-ヘキサンジオール | |
コレステロール | ◎保湿成分 | カプリリルグリコール | |
クマツヅラエキス | ◎保湿成分 | 水酸化Na |
トータルリペアアイセラムの価格は15g・8,000円(税抜)。
SKⅡやディオールの1~2万円のアイクリームに比較すれば安いものの……、2,000円台のアイキララや3,000円台のシーラボと比較すれば、3倍、4倍の価格帯だ。
1ヶ月分で8,000円なので、トータルリペアアイセラムを続けようと思ったら、結構な出費になる。私の感覚では、トータルリペアアイセラムは、非常に高い。
こういうことを考えるとき、女性はつくづくすごいなあ、と思う。アイクリームが8,000円だとして、目元以外のスキンケアも必要となると、毎月2万円程度はスキンケアにお金がかかる。
スキンケアって、おいしい食べ物のように自分に快楽を与えてくれるわけでもないし、好きな洋服のように形となって人に見せられるものでもない。
そこへ大金をかけられるって、男の自分には、ちょっと想像がつかない世界だ。
トータルリペアアイセラムを試していた期間中、目のくぼみへの変化を感じられた。それを経験できたことは、本当に良かった。
しかし、トータルリペアアイセラムの使用を中止した途端、目のくぼみも元通りに……。私の印象では、おそらくトータルリペアアイセラムは、即効性がある分、根本的な目のくぼみの解決にはリーチしていないのではないだろうか。
結局のところ、トータルリペアアイセラムを塗っている間はそれなりに改善できるが、毎月8,000円のお金を出してトータルリペアアイセラムを継続しない限り、ふっくらした目のくぼみも継続しない。
しかも、気になるのが全成分に合成成分が多いところ。即効性が感じられるからと継続しているうちに、実は肌には負担になっていて、根本的には解決するどころか悪化するリスクもあると感じた。
総合点数:21点
おすすめ度 | 備考 | |
目のくぼみケア | ★★★★☆ | 即効性がありそうだが持続性がない |
保湿力 | ★★★★☆ | 表面はサラッとするが保湿感は感じられる |
低刺激 | ★★☆☆☆ | やさしさにこだわる人にはNG |
のびの良さ | ★★★★★ | 非常によくのびる |
香り | ★★★★☆ | 無臭 |
コスパ | ★★☆☆☆ | 15g・8,000円(税抜)
※1gあたり533円 |
ビーグレンのトータルリペアアイセラムは、何よりも即効性を求めている場合は、おすすめできる。
ただ、根本的な改善につながっていない感じがすること、それなのに価格が高いことから、点数的には辛めの評価となった。
「明日大切な予定があるから、今すぐなんとかしたい!」という日のために1本持っておいても良いけれど、毎日日常使いするメインのアイクリームは、別に用意した方が良さそうだ。
さて、今日は「ドクターシーラボ」の「エンリッチリフトアイ」というアイクリームのレビューを書いていく。
このアイクリームは、目のくぼみのケア方法を探してネットサーフィンしているときにレビュー記事を書いている人がいて、その特徴的な容器に目が行った。
チューブの先が金属になっていて、そこからクリームが出てくるようになっているのだ。Amazonでレビューをチェックしてみると、数は少ないながら評価は良いようだったので、取り寄せてみた。
エンリッチリフトアイの発売元である「ドクターシーラボ」は、男の自分でも名前を聞いたことがあった。おそらく、テレビのCMで見掛けたのだろう。
調べてみると、1999年に設立の会社で、そこから倍々ゲームで売上を伸ばしている。「オールインワンゲル」といわれる1つで多機能タイプの化粧品を発売したことが当たって、売上400億円の大企業だ。
エンリッチリフトアイは、そんなドクターシーラボのアイクリームで、通信販売を中心に愛用者が多いらしい。
エンリッチリフトアイは、シーラボのWEBサイトから購入した。お試しサンプルのようなものがあれば……と思ったが、なさそうなのでいきなり本品を購入。
「定期便にすると安くなる」というアラートが出てきたものの、まずは1回試してみたいだけなので、華麗にスルーして注文。
注文から発送までは割と早く、木曜日に注文して土曜日の午前中には、クロネコヤマトで、シーラボのロゴ入りの箱が届いた。
開封してみると、新商品のサンプル・シーラボについての冊子・実施中のキャンペーンのチラシが入っていて、その下にポツンとエンリッチリフトアイが入っていた。
エンリッチリフトアイに関する詳しい使い方や説明のパンフレットは入っていなかったので、ちょっと戸惑った。
よく探してみると、エンリッチリフトアイが入っている小さな箱の中に、また小さく折りたたまれた、モノクロの簡単な説明書が入っていて、そこに説明が書いてあった。
エンリッチリフトアイの特徴は、なんといっても金属製のアプリケーター。チューブの先に銀色の金属が付いていて、それを直接肌にのばして塗ることで、マッサージ効果も期待できるのだ。
まず、エンリッチリフトアイにはどんな成分が配合されているのかをチェックしていこう。「リフトアイ」とネーミングにも入っている通り、とにかく「リフト(持ち上げる)」押しの成分配合のようだ。
エンリッチリフトアイには「金」と「プラチナ」が配合されていて、これを「金のリフト成分」と呼んでいるようだ。
金とプラチナからマイナスイオンが発生して、マイナスイオンが肌の水分を引き付けて肌をうるおすという仕組み。
単にその成分を肌に与えてうるおすだけでなく、うるおいを引き付ける肌に整えるという発想が面白い。
目のくぼみも、うるおい不足は大きな原因の一つなので、金のリフト成分のマイナスイオンで常に水分を引き寄せられる状態にしておけば、改善が見込めそうだ。
「クイックリフト・オシリフト・ポリリフト」は、それぞれ加齢によって下垂したした皮膚を上に引き上げるための成分。
WEBサイトから引用すると、
クイックリフト:見えない皮膜を作り、緩んだ肌を引き上げます。
オシリフト:肌になめらかさを与え、メイクアップのもちをよくします。
ポリリフト:持続性のある皮膜を形成し、シワを目立たなくします。
引用元:http://www.ci-labo.com/shopping/product/00023327/
とのこと。具体的にどういうメカニズムなのかはよく分からないが、たるみやシワには効果が期待できそうだ。
成分の次は、シーラボのエンリッチリフトアイの「使い方」を確認してみよう。
説明書きには、次のように記載されていた。
[化粧水]→【エンリッチリフトアイ】→[保湿]
私は化粧水を使っていないので、洗顔後に直接エンリッチリフトアイを塗る使い方で使った。
使用量は説明書きには特に記載されておらず。WEBサイトを見てみると、「片目につき米1粒大」と記載があった。
説明書には「アプリケーター部分を目元にあててご使用ください。」と記載がある。
ちょっとそれだけではよく理解できなかったのでWEBサイトに飛ぶと、「ひんやりしたパラジウム合金のヘッドで疲れた目をクールダウン」と記載されている。
指でのばす代わりに、この金属のヘッドでのばすのがポイントということだ。
シーラボの化粧品全般は、開封後「3〜6ヶ月」で使い切ることを推奨と、公式サイトのQ&Aに書かれていた。
エンリッチリフトアイは、防腐剤フリーではないので、特に急いで使い切る必要はない。
シーラボのエンリッチリフトアイについての概要が分かったところで、いよいよ実際の使用感をお伝えしていこう。
エンリッチリフトアイの最大の特徴ともいえるのが、「金属ヘッドでのばす」という、アプリケーター付き容器。
しかし、この容器の使いやすさは、正直なところ私にとっては微妙だった。
金属のヘッドは思いのほか固くて冷たい。例えるなら、シルバーのティースプーンを当ててアイクリームをのばしているような感覚。
まぶたをこれ以上くぼませないために、まぶたへの刺激や摩擦に細心の注意を払っていた私にとっては、エンリッチリフトアイの固いアプリケーターは、少々ネガティブに感じられてしまった。
また、寒い時期は、地味に金属の冷たさがつらいというのもある。
それに、金属ヘッドでクリームをのばすと、金属部分の全面にクリームがベタっと付くのも気になった。キャップを閉める前に、ティッシュでいちいち拭かなければならないのが面倒だ。
結局、金属ヘッドでのばしたのは初日だけで、2日目以降は金属ヘッドから指でクリームを取って、そのまま指で直接まぶたにのばすようになってしまった(その方がずっと快適だった……)。
ちなみに、適量が「片目米粒1粒分」なのだが、意外とその量を上手に出すのも難しかった。何度かムニョッと出しすぎてしまい、仕方ないので気になっている首のシワに塗ったりして消費した。
中身は白くて無臭のクリーム。質感は若干固めで、しっかりしたテクスチャーだ。
のばしてみると、のびは良いのだが、浸透するよりも塗った場所にずっと張り付いて、長時間とどまる感じがある。1時間経って触ってみても、まだベタッとしている。
まぶたの奥へなかなか浸透していかない感じがしたが、逆に表面にとどまることで、保湿し続けるという効果はありそうだ。
さて、肝心の目のくぼみへの効果だが、リフトアップ成分がたくさん含まれているということで、期待値が上がりすぎたのか、効果は「?」という印象だった。
確かに、しっとり肌がうるおった感じはあるのだが、目のくぼみに即効性があったかというと、残念ながらそれは感じられなかった。
おそらく、専用の金属のアプリケーターが、目のくぼみというよりも「目の下のクマ」や「目尻の引き上げ」をターゲットにして作られているように思う。
目の下や目尻のケア目的なら、また違った結果になるのではないだろうか。
エンリッチリフトアイは、箱に下記の表記がされている。
無香料
無着色
無鉱物油
アルコールフリー
アレルギーテスト済
肌へのやさしさが考慮されているが、一点注意事項として
「金属アレルギーの方はご使用をお控えください。」
という記載があった。
これが、配合成分の金やプラチナによるものなのか、金属のアプリケーターによるものなのか(あるいは両方?)は分からないが、金属アレルギーはもちろん、肌が敏感な人は注意した方が良さそうだ。
シーラボのエンリッチリフトアイの全成分は次の通りだ。保湿成分・美容成分以外の成分も含まれているので、成分が気になる人はよく確認してから購入した方が良いかもしれない。
特に、界面活性剤が5種類入っているので、界面活性剤で肌荒れしやすい人は避けた方が良いだろう。
◎印を付けた部分は、保湿成分・美容成分。
成分名 | 説明 | 成分名 | 説明 | |
水 | 水 | ヒアルロン酸ヒドロキシプロピルトリモニウム | ◎保湿成分 | |
BG | ◎保湿成分 | 加水分解ヒアルロン酸 | ◎保湿成分 | |
ジグリセリン | ◎保湿成分 | ヒアルロン酸クロスポリマーNa | ◎保湿成分 | |
スクワラン | ◎保湿成分 | チオクト酸 | 酸化防止剤 | |
テオブロマグランジフロルム種子脂 | ◎保湿成分 | ユビキノン | ◎美容成分 | |
トリエチルヘキサノイン | ◎保湿成分 | 水溶性プロテオグリカン | 界面活性剤 | |
ミリスチルアルコール | 乳化安定剤 | パルミチン酸エチルヘキシル | ◎保湿成分 | |
ベヘニルアルコール | 乳化安定剤 | トロロアオイモドキ種子エキス | ◎保湿成分 | |
ジメチコン | 合成ポリマー | ステアリン酸グリセリル(SE) | 合成界面活性剤 | |
ビスPEG-18メチルエーテルジメチルシラン | 合成界面活性剤 | ステアリン酸ポリグリセリル-10 | 合成界面活性剤 | |
メドウフォーム油 | ◎保湿成分 | ジメチルシリル化シリカ | 調整剤 | |
ステアリン酸 | ◎保湿成分 | ベヘネス-20 | 合成界面活性剤 | |
バチルアルコール | ◎保湿成分 | キサンタンガム | ◎保湿成分 | |
1,2-ヘキサンジオール | 抗菌剤 | レシチン | ◎保湿成分 | |
カルノシン | ◎保湿成分 | カプリリルグリコール | ◎保湿成分 | |
ナンキョウソウ葉エキス | ◎保湿成分 | ヘキシレングリコール | ◎保湿成分 | |
金 | ◎美容成分 | ヒドロキシエチルセルロース | 合成ポリマー | |
白金 | ◎美容成分 | 炭酸水素Na | pH調整剤 | |
キサンタンガムクロスポリマー | 合成ポリマー | クエン酸 | キレート剤 | |
カラスムギ穀粒エキス | 酸化防止剤 | クエン酸Na | キレート剤 | |
アーモンドエキス | ◎保湿成分 | トリ(カプリル酸/カプリン酸)グリセリル | ◎保湿成分 | |
水溶性コラーゲン | ◎保湿成分 | ペンチレングリコール | 殺菌剤 | |
サクシニルアテロコラーゲン | ◎保湿成分 | エチルヘキシルグリセリン | ◎保湿成分 | |
加水分解コラーゲン | ◎保湿成分 | フェノキシエタノール | 防腐剤 | |
ヒアルロン酸Na | ◎保湿成分 |
エンリッチリフトアイの価格は15g・3,800円(税抜)。シーラボの定期便に加入すると20%OFFになるので、3,040円(税抜)。
2,000円ちょっとのアイキララと比較すると高いものの、アイクリームとしては、お手頃〜普通の価格帯といえるのではないだろうか。
シーラボ・エンリッチリフトアイを買って良かった?
何事も試してみないことには分からないので、そういう意味では買って良かったが、正直なところ、目のくぼみ改善目的の自分には合わない商品だった。
目のくぼみケアには金属のアプリケーターは要らないので、その分価格が安くなった方がうれしいし、中身のクリームは、デリケートな目のくぼみ部分に塗るためには、もう少し柔らかい方が安心だ。
例えばだが、金属のアプリケーターではなく、シリコンでできた柔らかい刷毛のようなものが先端に付いていたら、目のくぼみケアにも対応できそうなのにな、と思った。
総合点数:21点
おすすめ度 | 備考 | |
目のくぼみケア | ★★☆☆☆ | 目のくぼみよりも目の下や目尻に効く印象 |
保湿力 | ★★★★★ | マイナスイオン効果・3種のコラーゲン・3種のヒアルロン酸 |
低刺激 | ★★★☆☆ | 無香料・無着色・無鉱物油・アルコールフリー・アレルギーテスト済
※金属アレルギー不可 |
のびの良さ | ★★★☆☆ | やや固めのクリーム |
香り | ★★★★☆ | 無臭 |
コスパ | ★★★★☆ | 定期便利用での最安値は
15g・3,040円(税抜) ※1gあたり202円 |
シーラボのエンリッチリフトアイは、特殊なアプリケーターに期待が高まっていたので、それが全然期待外れだったことは前述の通り。
ただ、エンリッチリフトアイの金属ヘッドは、目の下のクマに当てると、ひんやりとして血行促進に役立ちそうな気がする。
それに、金・プラチナによるマイナスイオン効果と、コラーゲンやヒアルロン酸が複数配合されていることで、しっとりとした保湿感は強いと思う。
私の「目のくぼみ」という目的に対しての評価は辛口になってしまったが、アイクリームとしては決して悪くないはずだ。
「目のくぼみ」の原因の一つは、老化現象であることは明らかだ。目のくぼみについて研究する過程で、そもそも「老化現象とは何なのか?」という疑問を持った。
こんな風に思考が展開していくのは、男性脳と女性脳の違いなのかもしれない。男というものは、やはりそのロジックを理解した上で、自分が納得のいく解決策を効率的に実行していきたいという習性を持っている。
実際、私の目のくぼみが解決できたのも、単にイメージだけでやみくもに解決策を探るのではなく、原因と結果を理解しようとしたことが大きいと思っている。
このアプローチは、もちろん女性にも有効だ。今日の記事では、目のくぼみという老化現象はもちろんのこと、加齢とともに体に忍び寄る数々の老化現象と、そのメカニズムをまとめてみた。
目のくぼみに悩んでいる人というのは、実は目のくぼみ以外にも老化現象が現れて、それにも悩んでいることが多い。顔のパーツなら、目のくぼみがある人は、口もとのほうれい線にも同時に悩んでいることが多いし、体のパーツならひじやひざの乾燥に悩んでいることが多い。
だからこそ、部分部分の対策に終始するのではなく、体をトータルに捉えて、包括的に対処していくことが、目のくぼみの解決にも役立っていくのだ。
「目のくぼみの原因は老化現象である」とさらっと述べたけれど、そもそも「老化」とは何なのか、しっかり理解できている人は少ないのではないだろうか。老化とは、その字の通り、「老いて化ける」現象を指す言葉だが、具体的には、(1)酸化 (2)糖化 の2種類に分けられる。
それぞれ、詳しく説明しよう。
老化の一つは「酸化」だ。酸化とは「錆び」のこと。「鉄の釘」をイメージして欲しい。最初はピカピカでも、空気に触れて時間が経つにつれ、だんだんと錆びていく。色も赤茶けて、見た目も汚くなる。そのうち、朽ち果ててボロボロになる。
ちょっと恐ろしい例えかもしれないが、これと同じことが体の細胞にも起きている。
体の細胞を錆びさせている原因は「活性酸素」。私たちの体は、呼吸する度に「活性酸素」という酸素を発生させる。この活性酸素は、触れたものを強力に酸化させ錆びさせてしまうパワーがあるのだ。
呼吸するごとに、私たちは酸化し、老化しているということができる。そして、注意しなければならないのは、生活の仕方次第で、この活性酸素が増大してしまうのだ。
大変困ったことに、活性酸素の攻撃を受けた細胞はダメージを受け、健全な働きができなくなってしまう。
例えば、まぶたの皮膚をふっくらと弾力ある状態にキープしてくれる「コラーゲン」。コラーゲンは、皮膚の「線維芽細胞」によって生成されているのだが、線維芽細胞が活性酸素の攻撃で酸化されてしまったら、コラーゲンが作られなくなってしまう。
コラーゲンが減少したまぶたは、やつれて凹み、目のくぼみとなって現れるのだ。
もし、活性酸素が増えれば増えるほど、【酸化する=老化する=目のくぼみがひどくなる】、という事実を知っていたら、当然、活性酸素が増えるような行動は慎みたいと思うはず。
活性酸素を増やす代表的な行動を次に挙げよう。
タバコを吸う
車の排気ガスを吸う
アルコールを摂り過ぎる
紫外線に当たる
ストレスを感じる
充分な睡眠を取らない
動物性脂肪や化学調味料の多い食生活
激しい運動
今現在、目のくぼみに悩んでいて、これらに心当たりがあるのであれば、要注意。目のくぼみとは全く関係ないように思えるこれらの行動が、実は目のくぼみを進行させている可能性が高い。
意外なところでは「激しい運動」だろう。息の上がるような激しい運動を続けていると、体にとってストレスとなる上、呼吸回数が増えることになる。呼吸するごとに活性酸素は増えるわけだから、酸化も進んでしまう。
目のくぼみを解消したいときには、激しい運動は控えるのが得策だ。
次に、老化現象として挙げられるのが「糖化」だ。酸化が錆びつきなら、糖化は焦げつき。こんがりと小麦色に焼き上がったホットケーキをイメージして欲しい。あの焦げが「糖化」という現象だ。それは、タンパク質と糖が加熱されて起きる反応を指している。
なぜ「糖化=老化」となるのかというと、糖化反応時に生成される物質に原因がある。糖化が起きると、同時にAGEs(Advanced Glycation End Products/終末糖化産物)という、大変恐ろしい老化物質が生成されてしまうのだ。
AGEsの何が恐ろしいのかというと、AGEsは毒性が強く、AGEsが血管に蓄積することで、肌のくすみ・シミ・髪の毛の痛みなど美容上の問題はもちろんのこと、動脈硬化・心筋梗塞・アルツハイマーなどの健康上の問題まで引き起こしてしまうのだ。
糖化が起きているかどうかの目安となるのは、肌の色だ。昔は化粧などしなくてもキレイだった肌が、最近は薄茶色にくすんではいないだろうか。特にまぶたは皮膚が薄く、糖化の影響を受けやすい部位。
パール入りの明るいアイシャドウをしないと目の周りがくすんで見える人は、肌の糖化がかなり進んでいる。目のくぼみ部分が陰のように暗く沈んでいる場合のも、糖化が理由の場合が多い。
酸化でコラーゲンの生成がうまくいかなくなると、目のくぼみが悪化することをお伝えしたが、まぶたで糖化が起きるとコラーゲンが変性して弾力がなくなる。つまり、老化現象である酸化が起きるとコラーゲンが作れなくなるし、糖化が起きるとコラーゲンが破壊されるというわけ。
酸化も糖化も、コラーゲンにはダイレクトに悪影響を与えてくる。
ところで、糖化を促進させてしまう行動は、何と言っても「糖質の摂り過ぎ」だ。糖質は、下記のようなものが含まれる。
精製された白米
小麦粉を使ったパン、パスタ、ラーメン、うどん
白砂糖を含んだ甘い菓子類
「糖質制限」でのダイエットが流行したが、糖質制限のダイエットで若返りを体験する人が多いのは、「糖化防止」ができているからでもあるのだ。
おさらいすると、
「目のくぼみの原因は老化現象である」
「そして、老化現象とは具体的に『酸化』と『糖化』である」
ここまでは、なんとかご理解いただけたのではないかと思う。ということは、目のくぼみを改善するためには、老化を防ぐ、すなわち酸化と糖化を防げば良いのだ。
ここからは、「酸化を防ぐためにできること」「糖化を防ぐためにできること」をお伝えしていこう。
ここだけの話だが、こんがりと一年中日焼けしている人は、健康的に見える反面、実は「シワ」が多く、同年代の人に比較して老けて見えるがある。
これは、「紫外線」によって肌が酸化したことが原因の老化現象だ。
酸化の原因物質は「活性酸素」であるということをお伝えした。単純に、活性酸素が増えれば酸化して老化が早まるし、活性酸素が減ればそれだけ老化が防げるということになる。
そして、活性酸素を急速に増やしてしまう一因が「紫外線を浴びること」なのだ。老化したくなかったら、紫外線を浴びないこと。これは鉄則と言える。
まして、目のくぼみが気になっているのであれば、「目のくぼみ部分は絶対に太陽の光にさらさない」というくらいの覚悟が必要。日焼け止めを毎朝かかさずに塗るのはもちろん、日傘を使う、帽子をかぶる、なるべく日陰を歩くなど、紫外線を浴びないためにできることは全てやろう。
外出時にバッグにしのばせておくと便利なものに、「大きいサングラス」がある。目のくぼみ部分をしっかり覆ってくれる大きいサングラスがあれば、日差しの強い日にはサングラスでの防御もできるので安心だ。
ここまで読んでいただいたあなたなら、「活性酸素」が非常にやっかいなもので、いかに発生させないかが重要ということが、身に染みていると思う。
しかし、ここで朗報だ。活性酸素を除去してくれる「抗酸化物質」というものが世の中には存在する。活性酸素を増やさない工夫をすると同時に、活性酸素を減らす抗酸化物質を摂れば、効率的に活性酸素を減らすことができる。
代表的な抗酸化物質は「アスタキサンチン」「ビタミンC」「ビタミンE」の3種類だ。これらが豊富に含まれる食べ物を、毎日欠かさず食べるようにしよう。それは老化を防止することにつながり、目のくぼみを回復させることにつながっていく。
それぞれ、次の食べ物に含まれているから、参考にして欲しい。
アスタキサンチン:鮭、カニ、エビ
ビタミンC:ピーマン、パセリ、ケール、キウイフルーツ、柿、イチゴ、ブロッコリー、カリフラワー
ビタミンE:いくら、たらこ、うなぎ、アーモンド、アボカド、大根の葉、モロヘイヤ、カボチャ
なお、「アスタキサンチン」「ビタミンC」「ビタミンE」が含まれている化粧品も市販されているので、スキンケア化粧品を購入するときには、表示を注意してチェックして欲しい。
タバコがあらゆる老化にとって悪影響を与えていることは言わずもがなではあるものの、あえてここに書いているのは、タバコの煙の中に大量の活性酸素が含まれているからだ。
つまり、いくら活性酸素を減らす工夫を行ったところで、タバコを一口吸ったら、大量の活性酸素を吸い込んでいることになる。
毎日、大量の活性酸素を吸い込んでいて、老化しない方がおかしい。目のくぼみの悩みがあって、肌や体に老化を感じていて、タバコを吸っている人は、まずは禁煙すること。タバコをやめてはじめてスタートラインに立てるイメージだ。
「健康には有酸素運動」「ダイエットには有酸素運動」という言葉を耳にタコができるくらい聞かされている私たちにとって、「有酸素運動すると老化する」と言われたら驚きかもしれない。
しかし、呼吸すればするほど、私たちの体は老化していくのは、紛れもない事実。
それは、スポーツ選手の様子を観察すると分かりやすい。マラソンのような長時間にわたって息が上がり続けるスポーツをしている選手は、老化が進みやすい。肌がシワシワと乾燥していて、年齢よりも上に見える人も多いだろう。
一方、重量挙げ、ハンマー投げ、砲丸投げのような瞬発力の必要なスポーツ選手は、肌にもツヤがあって、若々しい人が多いのだ。
また、有酸素運動の代名詞であるエアロビクスのインストラクターは、肌がパサパサで老けている人が多いことが知られている。
有酸素運動にはメリットもあるから、有酸素運動自体をやめろとは言わないが、実は老化の一端を担うデメリットもあることは知っていた方が良い。
「張り切ってダイエットをして、毎日数時間有酸素運動をして……」なんて生活を続けた結果、目のくぼみがひどくなった人は、酸化が進んでいる。目のくぼみを回復させるためには、有酸素運動の時間を減らそう。
一方、無酸素運動である筋トレに励めば良いのか?というと、そう簡単な話でもない。筋トレは筋トレで、負荷を強くかけ過ぎると、活性酸素が発生することが分かっている。
活性酸素を発生させることなくスタイルを維持するためには、ヨガやピラティスなどのような、息が上がらずゆっくりと動くエクササイズがおすすめだ。
今あなたがストレスに感じていることはなんだろうか?苦手な人、つらい仕事、嫌いな上司、うまくいかない恋愛、夫のこと、子どもの将来、お金のこと……実は、それも活性酸素を増やす原因になっている。
心がストレスを感じると、「コルチゾール」というストレスホルモンが分泌される。コルチゾールは、ストレスから心身を守るために分泌されるホルモンなのだが、その分泌の過程で一緒に活性酸素も生み出されてしまうのだ。
例えば、ストレスを感じたときに、キリキリと胃が痛くなった経験はないだろうか。ひどくなると、胃潰瘍になって胃に穴が空くことさえあるが、これも活性酸素がかかわっている。活性酸素が増えて胃の粘膜の細胞を攻撃すると、胃がダメージを受けやすくなるのだ。
ストレスは、なくしたいとは思っているものの、解消できないと心のどこかで諦めている人が多い。しかし、活性酸素を減らして、老化しない体を作りたいのであれば、「私にストレスを与えるものは徹底的に排除する」「私はいつも良い気分で過ごす」と決意するくらいの覚悟が欲しい。
そうしないと、目のくぼみはどんどんくぼんで、「いかにもストレスが多そうな顔」が定着してしまう。「顔はその人の心を映し出す鏡」という考え方があるが、これはあながち間違いではないのだ。
さあ、ストレスをなくすために、まずは今日ひとつ、自分を良い気分にさせることをしよう。カフェでお茶?好きな音楽?それとも家事をサボるとか?なんだっていいのだ。その一つの良い気分が、活性酸素を減らして老化を防ぎ、目のくぼみを回復させることにつながっていくのだから。
酒の飲み過ぎも注意して欲しい事項だが、酒自体は、実はそれほど活性酸素に悪影響を与えない。むしろアルコールは、活性酸素を除去する抗酸化物質として働くという情報もある。
それ自体に活性酸素が大量に含まれているタバコとは全く違い、「酒を飲むな!」とは言わないので、飲んべえの人も安心して欲しい。
実際、毎日ほどよくお酒を嗜んでいる女性には、美人で若々しい人が多い気がする。
ただ、大量に飲み過ぎるとなると話は別だ。アル中寸前で水のように酒を飲んでいる人たちは、やっぱり老けている。目のくぼみもひどい人が多い。
その理由は、アルコールの分解過程にある。口から入ってきたアルコールは、肝臓で解毒されるのだが、そのときに活性酸素が発生するのだ。
少量だったら活性酸素を除去する方向へ働いていたアルコールも、大量に水分が必要になると、分解時に発生する活性酸素の量が上回ってしまい、結果として活性酸素が増えてしまう。すると、老化が進むということになる。
ここまで活性酸素は極悪非道の悪いヤツのような書き方をしてきたが、本当に悪いヤツだったら体に存在していない。体に存在するということは、その存在理由があるということだ。
活性酸素の存在理由は、「体に入ってきた悪いものをやっつけて体を守ること」。その高い酸化力は、健康な細胞を傷つけるためではなく、体内に入ってきたウィルスや細菌を酸化して攻撃し戦うためにあるのだ。
つまり、適量の活性酸素なら体に必要だが、増えすぎると健康な細胞までも攻撃してしまうことがあるので注意が必要、ということ。
そんな防衛力のある活性酸素は、食品添加物、放射能、大気汚染など、体にとって害があると見なされるものが体内に侵入してきたときに、増える。それは、体を守ろうとするメカニズムだ。
ということは、活性酸素の発生を抑えるためには、食品添加物、放射能、大気汚染はもちろん、他のものも含めて、体にとって毒になりそうなものは極力避けたほうが良い。
体にやさしい生活を続けることが、活性酸素の発生を抑えて、目のくぼみの改善にも一役買ってくれる。
ところで、こういった食品添加物などを控えることに関しては、とにかく「0か100か」という極端な思考に走る人が多すぎる。
目のくぼみの老化対策としてすべきは、「できるだけ控える」ということであって、「絶対に控えないとダメだ!」とは言っていない。
それに対して、「100%排除しなくちゃいけない」と強迫観念を持って実行していくと失敗しやすい。
なぜなら、気持ちがネガティブになっているから。ポジティブな結果が欲しいなら、まずは自分の気持ちをポジティブにすることが大切だ。
ここまで酸化について熱く語ってきたが、次は「糖化」に移ろう。酸化については多少気にして生活していても、糖化にまで気を配っている人は少ない。
これが盲点になって、目のくぼみを改善できずに右往左往している人も多いようなので、しっかりと説明していく。
糖化が起きると発生する恐ろしい老化物資「AGEs(糖化最終生成物)」のことを前半で書いたが、AGEsは血糖値が急上昇すると発生しやすくなる。
「血糖値はゆるやかに上げる」ことを心掛けよう。そのためには、「糖の吸収をゆるやかにする」ことを考える。「食べる順序」に気を付けるのは、糖の吸収速度を遅らせる上でとても有効だ。
最初に食べるのは、食物繊維が豊富なサラダやこんにゃく、海藻など。その次に味噌汁やスープなどの汁物。その後、タンパク質や炭水化物を摂る。
一番まずいのは、空腹状態でいきなりお米やパンなどの炭水化物を食べること。これをやってしまうと、血糖値が急激に上がるので、AGEsが急増し老化につながってしまう。
まずは、野菜と水分である程度お腹を満たしてから食べよう。
また「よく噛む」ことも血糖値の急上昇を抑える上で有効だ。逆に早食い・大食いは血糖値を急上昇させるので、避けた方が良いだろう。
糖化を防ぐためには、極端な話、「糖」を摂らなければ良い。基本的な考え方として、「白い食べ物は避ける」と覚えておいて欲しい。例えば、白米、白いパン、白砂糖は老化防止の観点から考えるとNGだ。
また、「糖」はさまざまな食品に含まれているので、改めて糖質が多い食べ物と少ない食べ物をまとめておこう。
<糖質が多い食べ物>
米、パン、パスタ、うどん、ラーメン、春雨、ビーフン、コーンフレーク、菓子類、じゃがいも、さつまいも、かぼちゃ
<糖質が少ない食べ物>
肉類、魚、卵、チーズ、大豆、きのこ、こんにゃく、ワカメ、昆布、レタス、ほうれん草、ブロッコリー、カリフラワー
肉・魚などのタンパク質と、野菜たっぷりのサラダを食事の中心に据えて、他の食べ物や炭水化物は、あくまでも補助と捉えると、メニュー選びがしやすくなる。
糖質の摂り過ぎは、目のくぼみをはじめとした見た目の老化を進ませてしまうだけでなく、糖尿病や動脈硬化の原因にもなるので、真剣に考えて欲しい。
目のくぼみの部分で糖化が起きると、コラーゲンが変性して硬くなり、肌の弾力がなくなる。同じことが血管で起きると、血管の弾力がなくなって硬くなって血液の流れが悪くなる。すると血栓ができやすくなり、全身に動脈硬化が起きるリスクがあるのだ。
目のくぼみが気になってきたら、糖化が体内で進んでいる可能性が高い。見た目に見える部分だけでなく、体内の見えないところで起きている老化現象に思いを向けるきっかけにして欲しい。
さらに、糖化を防ぐ食べ物を食べれば完璧だ。一年中取り入れられるものとしては「生姜」がある。しかも、生姜には「抗酸化力」もとても強い。
ぜひ、紅茶に生姜を入れたり、生姜湯を作ったり、料理に贅沢に使ったりして、生姜のパワーを取り入れてみよう。
生姜の他に「ニンニク」も、抗酸化力・抗糖化力の両方を持っている食べ物だ。ニオイが気になるかもしれないが、上手に取り入れることで若返りにつながるのだから、無視できないだろう。
また、ハーブティの「カモミールティ」にも、抗糖化力がある。日常的に飲むお茶は、カモミールティに変更しよう。ストレス解消効果もあるハーブなので、心も穏やかにしてくれる。
老化現象である「酸化」と「糖化」については、ご理解いただけただろうか。酸化も糖化も、工夫次第で防ぐことができる事象だ。ということはつまり、ある程度老化現象はコントロールできるということ。
紹介した対策には、ちょっと面倒に感じるものもあるかもしれないが、コツコツ続けてみると、1ヶ月程度で何らかの手応えを感じられるはずだ。
その上で、目のくぼみを改善するためにして欲しいことをまとめておこう。
酸化や糖化が大切なまぶたの皮膚で起きないようにするためには、アイクリームで毎日保護を行おう。朝も夜も、洗顔した後には必ずアイクリームが必要だ。
目のくぼみを中心に、やさしく塗り込んでおこう。
なぜ顔全体に使う化粧水や乳液でなく、アイクリームである必要があるのかというと、その答えは、アイクリームの持つ抜群の保湿力にある。皮膚の厚みが非常に薄く、乾燥しやすい目もとに焦点を絞って開発されたアイクリームの保湿力は、化粧品の中で最も高い。
水分を豊富に含んだ状態なら、抵抗力も防御力もしっかりあるので、酸化・糖化に対抗することができる。
さらに、アイクリームには目のくぼみを回復させるために必要な栄養分ががたっぷり含まれている。酸化・糖化対策と並行して使うことで目のくぼみに変化が起きてくるはずだ。
<目のくぼみに対するアイクリームの実際の効果を検証した結果はこちら>
目のくぼみが気になるという人は、ほぼ全員が慢性的な睡眠不足に陥っているか、若い頃のある時期を極端に短時間睡眠で過ごしたことがある人だ。
目のくぼみが他の部位と違うのは「まばたきの回数」によって老化度が変わるとうことだ。まぶたは、まばたきの回数が増えれば増えるほど、老化現象が早く訪れるようになる。
まぶたの皮膚には、ネットのようにコラーゲン束が張り巡らされていて、皮膚の弾力や厚みをキープしているのだが、まばたきすればするほど、コラーゲン束の劣化が進んでいく。古くなって伸びてしまったパンツのゴムを想像して欲しい。使いすぎてくたびれたまぶたのコラーゲン束は、いつしか衰えて機能を果たさなくなるのだ。
それを防ぐためには、できるだけ目をつぶってまばたきしないで済むように、目を休ませる時間を作ることが重要だ。
そのために最も適切で、かつ重要な時間が「睡眠」の時間なのだ。とにかく、早く寝ること。夜更かししないこと。目をつぶっている時間をもっと増やしていこう。
もし、目のくぼみが気になって、メイクでなんとかごまかそうと、まぶたに濃いメイクを施しているとしたら、今すぐにやめて欲しい。
濃いメイクは肌にダメージを与えるし、夜のクレンジングのし過ぎは、全ての努力を台なしにするリスクさえある。メイクという油汚れがキレイさっぱり落とせるように開発されたクレンジング料では、肌に必要な油分・水分まで根こそぎ奪い取る力があるのだ。
目のくぼみを集中的に治したいときには、まぶたにあまりメイクをしないで欲しい。特に、目のくぼみ部分にいろいろな色を塗ってごまかすのはひとまずやめて、目のくぼみ部分にクレンジング剤を付けないで済む生活をしよう。
目のくぼみの皮膚はすぐ上で頭皮とつながっている。頭皮も目のくぼみも一枚皮でつながっている。それは、頭皮の状態が目のくぼみにつながっていることを表している。
赤ちゃんの頭は、とてもキレイでやわらかくフワフワしている。それに対して、大人の頭皮は薄茶色に汚れており、カチコチに硬い頭皮のまま生きている人も多い。
まずは、自分の頭皮の状態を確認してみよう。まず一つ目は頭皮の色。鏡を2つ使って、つむじの色を見てみよう。健康な皮膚なら青白いとのことだが、みなさんはどんな色なのだろうか。
二つ目は、頭皮の堅さ。頭皮の硬さをおでこと比較してみる。本来、頭皮とおでこは同じ硬さである必要があるのだが、おでこと比較して、頭皮が硬くなったりしていないだろうか。
頭皮を健康に保つためには、頭皮マッサージが効果的だ。
<頭皮マッサージの方法>
両手の10本の指を開いて、その指の腹を頭皮に立てる。
軽く指圧するようにして押さえる。位置を変えながらまんべんなく行う。
指の腹を軽く回転させるようにする。硬すぎる頭皮の場合、全く動かないが、徐々にやわらかくなれば、気持ちよく準備させていただく。
今回の記事では広く「老化」について紹介したが、「酸化・糖化」は目のくぼみ部分のみならず、全身の皮膚、体内の内臓、骨、あらゆる部位に関係することだ。
心身の若さをキープしたいなら、酸化と糖化を予防するだけで良い。この2つさえしっかり対策できてれば、大金払ってエステ通いしなくても、充分に自分で若返り対策が可能だ。
目のくぼみはもちろんだが、同時に目尻のシワやほうれい線、たるんできたフェイスラインなども改善したいと考える人が、ほとんどなのではないだろうか。
そういう人が全身一気に若返りを図るために、この記事で紹介した酸化を防いだり糖質を防いだりするための情報を、役立ててくれたらと思う。
目のくぼみが気になりだしたら、誰だっていろいろなケアをしたくなるだろう。しかし、ちょっと待って欲しい。
自分の目のくぼみの「原因」を、あなたは把握しているだろうか。目のくぼみといっても、その原因は人それぞれ。自分の原因を把握せずして、改善は望めないといっても過言ではない。
目のくぼみの原因は本当に多岐にわたる。一つずつ、自分の目のくぼみと照らし合わせながら確認して欲しい。
「コラーゲン」が年齢とともに減少するという話は、きっと聞いたことがあるだろう。コラーゲンは、皮膚はもちろんのこと、体のいたるところに存在している重要な成分だ。
「コラーゲン」を、漠然と美肌成分のように捉えている人が多いかもしれないが、体に存在するタンパク質の1/3を占める。皮膚だけではなく、膝などの関節や、骨にも存在している。
そしてこのコラーゲンは、肌のハリや弾力をキープしている成分でもある。コラーゲンの束は肌にネット状に張り巡らされていて、皮下脂肪や皮膚の水分などを含んだ皮膚組織を、下に垂れたり凹んだりしないように支えている。
もちろん、まぶたにとってもコラーゲンは鍵を握っている。まぶたのコラーゲンが減れば減るほど、まぶたのハリ感やふっくら感を維持できなくなり、目のくぼみとなって現れてしまうのだ。
では、なぜコラーゲンは減少してしまうのか。コラーゲン減少の最も大きな理由は「加齢」であるといわれている。体内に存在するコラーゲンの量は20~25歳をピークに、その後減っていくことは分かっている。40代では20代の頃の1/2、60代では1/3にまで減るのだ。
つまり、単純計算で考えると、40代になるとまぶたの膨らみは20代の頃の半分になるということだ。
コラーゲンの減少を防ぐためには、できるだけ経口摂取するようにした方が良い。コラーゲンは手羽先、鶏皮、牛すじ、魚の皮などに豊富に含まれている。場合によっては、コラーゲンのサプリメントを飲むことも検討しよう。
コラーゲンは皮膚の組織をネットのように支えていると書いたが、「支える中身」が痩せ細った場合にも、目のくぼみとなって現れる。
その支える中身の最たるものが「皮下脂肪」だ。お腹やお尻につく皮下脂肪は女性の大敵かもしれないが、まぶたの皮下脂肪は若さを演出してくれる重要なもの。
加齢で体が痩せたり、無理なダイエットでゲッソリしたりすると同時に、まぶたの皮下脂肪が消えてしまうと、それは目のくぼみの原因となる。
実際に、美容外科で目のくぼみを整形する場合は、任意の場所から皮下脂肪を採取して、まぶたの奥に注入するのだ。
「整形なんてしないでまぶたの部分だけ、皮下脂肪を復活させたい」「落とすのはお腹の皮下脂肪だけにしたい」と願っても、なかなか「部分太り」「部分痩せ」は難しいもの。
皮下脂肪が不足している場合は、3kg程度太ってみるのが一番良い。太ってみても改善が全く見られない場合は、原因は皮下脂肪の減少ではない可能性が高い。急いで太った体重を元に戻そう。
スマホを使う時間が長く、仕事でパソコンをよく使い、朝よりも夕方になると目のくぼみがひどくなっている人。このタイプの人は、眼精疲労(疲れ目)が原因であることが多い。
眼精疲労は、目のくぼみを進行させてしまう。目が疲れると同時に、まぶた周辺の筋肉も疲れる。筋肉が疲れると、まぶたを支えることができなくなり、目のくぼみが進行してしまうのだ。
さらに、眼精疲労があると、そのダメージをかばおうとして、無意識のうちに目の動きがおかしくなる。その期間が長くなればなるほど進行しやすいのだ。
なお、他の症状として、かすみ目、乾き目、目の充血、ぼやけなどがある場合は、注意が必要だ。かなり眼精疲労が進行しているか、他の目の疾患が隠れている場合もある。
長期間にわたって、なんとなく目薬でお茶を濁してきた人は、一度眼科を受診して検査を受けた方が良いだろう。表面的に見えている部分よりも、もっと深刻な要因があるのであれば、早期発見して早く治療をして治してしまおう。それが、目のくぼみの改善につながることも大いにある。
このサイトでも何度か書いているが、「ハードコンタクトレンズ」は、目のくぼみの原因となることが分かっている。
ハードコンタクトレンズは、常にまぶたの裏に擦れて刺激する。この刺激が何年も積み重なることで、まぶたの裏に存在する「瞼板(けんばん)」という軟骨がゆるんでしまう。
瞼板は、まぶたを開くときに使う筋肉とつながっている。つまり、瞼板がゆるむとまぶたが開きにくくなる。
このまぶたが開きづらくなった状態を「眼瞼下垂(がんけんかすい)」という。眼瞼下垂は、目のくぼみをかなり進行させる原因となる。まぶたが開かずに半開きの状態になるので、どうしてもくぼみが目立ってくる。
くぼみを気にしている人でハードコンタクトレンズを使用している人は、今すぐ、ハードコンタクトレンズを卒業することを検討して欲しい。ハードコンタクトレンズを外す動作も目のくぼみの原因と言われているので、やさしく外すように努力することはできるだろうが、根本的な原因は、ハードコンタクトレンズを装着しているときのまぶたの裏への刺激にある。
これは、どんなに注意してハードコンタクトレンズを使っていても避けられないものだ。
目のくぼみにやさしい視力矯正法としては、メガネとレーシックが挙げられる。ソフトコンタクトレンズは、直接的な原因にはならないものの、間違った使用法で目の炎症を繰り返したりすると眼瞼下垂の原因となることがあるので、注意して欲しい。
スマホは、目の疲れを助長する上に、猫背でうつむき続ける姿勢が、拍車をかける。「スマホくぼみ」ともいえる目のくぼみに悩まされている人が増えているのはそのためだ。
目のくぼみを悪化させないためには、できるだけ下を向かない方が良い。オフィスワークでパソコンを長時間使っている人は、目線が下がりすぎないように注意しよう。デスクが低い場合は、モニターを台の上に置くなどして、目線の調整が必要だ。
また、ここだけの話、スマホによる姿勢の悪さで、顔のたるみやバストの下垂までも引き起こしている女性が増えているという。目のくぼみだけならまだしも、体のさまざまなところに美とは逆行する症状が出てしまうスマホの使い過ぎは、本当に注意が必要だ。
そうは言っても、明日からスマホを使わないというわけにもいかないだろう。コツは、スマホと目の距離を離すこと。私たちは無意識にスマホを使用すると、15~20cmの至近距離で使っている。
しかし専門家によれば、「50cm」は空けるべきだそうだ。ものさしを持って測ってみて欲しいのだが、50cmというのはかなりの距離で、スマホを使う上では現実的ではない。せめて40cm程度は離して使うように心掛けよう。
食生活が乱れたときにも、目のくぼみは悪化していく。特に、栄養バランスを考えた食生活ができておらず、「血液循環」に支障を来したときが顕著だ。
血液がしっかりまぶたにめぐることは絶対に外せない。なぜなら、血液中には、コラーゲンの原料となるタンパク質や、皮下脂肪の原料となる脂質や、皮膚が再生するために必要な酸素が詰まっているから。
「いやいや、毎日お腹いっぱい食べてるから!」という人こそ要注意。
最近は、「新型栄養失調」という栄養失調が増えているという。これは、カロリーは足りているのに栄養が足りていないことが原因で起きる症状だ。体にとって必要なビタミン、ミネラル、タンパク質が不足していると、いくらカロリーを摂っていても栄養失調に陥ってしまう。
そして、栄養失調に陥ると最初に落ちくぼみ出すのがまぶたといえる。まぶたの皮膚は体中の皮膚の中で最も薄いので、体内の変化がすぐに現れやすいのだ。
飲み会、外食続きで目のくぼみが悪化してきたときは、とにかく栄養をしっかり摂るように心掛けて欲しい。一汁三菜を基本とした和食がベストだが、なかなか自炊は難しいという場合は、マルチミネラル・ビタミンのサプリメントを上手に取り入れよう。
さらに、皮膚の原料となるのはタンパク質だから、肉・魚・大豆のタンパク質を充分に確保することが必要だ。これもどうしても無理なら、プロテインに頼ろう。
女性だったら毎月の生理やら、更年期やら、女性ホルモンのバランスに敏感だと思う。このホルモンバランスが乱れると、これも目のくぼみの原因となる。
女性ホルモンには「エストロゲン」と「プロゲステロン」の2つがあるが、肌の再生を促して、くぼみのない美しい肌を作り出してくれるのは、「エストロゲン」の役割だ。そのため、エストロゲンが減ると、その分、目のくぼみも出やすくなる。
ところで、ご存じの通り私は男性だが、男性の私にも、女性ホルモンの「エストロゲン」はある。生理の周期をコントロールしたりする女性ホルモンがなぜ男性の体に!?と思ったが、実は女性ホルモンの働きはそれだけではない。
肌や髪を健康に保ったり、コレステロール値の上昇を抑えたり、食欲を抑えたり……とその働きは多岐にわたる。
なんせ、肌に密接に関わるのが「エストロゲン」。女性だけでなく男性も、女性ホルモンを意識した方が良いのだ。
ではエストロゲンを増やすためにはどうすれば良いのか?というと、実はとても良い食材が一つある。それは「大豆」だ。
大豆には「大豆イソフラボン」という成分が含まれているのだが、この成分、なんとエストロゲンと構造が酷似している。だから、体内でエストロゲンと同じ働きをしてくれるのだ。
豆乳、豆腐、納豆など、毎日大豆を食べるようにしよう。くぼんだまぶたが、徐々に回復してくるはずだ。
生活習慣上の原因として、最も多いのは睡眠不足だろう。単純に、起きていて目を開けている時間が長くなればなるほど、まぶたは休む暇がなくなる。絶えず目を動かしたり瞬きをしたり、ずっと働き続けなければならないのだ。
働く時間が長ければ長いほど、老化のスピードも速くなる。睡眠不足の人とそうではない人では、「目の周辺」の美しさに、大きな差が出てくるそうだ。
また、皮膚を再生や育成を促進するためには「成長ホルモン」が必要だ。もしも成長ホルモンが分泌されなくなったら、皮膚は乾燥し、薄くなる。つまり、まぶたの皮膚が厚みをなくし、薄くなっているのは、成長ホルモンの分泌不足の可能性が大いにある。
この成長ホルモン、いつ分泌されるのか?実は、成長ホルモンが分泌されるのは「深い眠りについているとき」だ。早く長時間寝ることは、まぶたを休ませるという意味で有効だが、成長ホルモンを分泌させるためには、さらに「眠りの深さ」が鍵となる。
だから、まぶたのケアするためには、「早く長く深く眠る」ことを心掛けて欲しい。しかも、睡眠不足は前述のホルモンバランスの乱れや自律神経の乱れの原因にもなる。質の良い睡眠を取ることは、まぶたのケアに多角的につながっているのだ。
女性には筋肉不足の人が多い。筋肉不足は、目のくぼみの直接的な原因となる。目の周りをぐるりとドーナツ状に囲んでいる「眼輪筋」という筋肉があるのだが、この眼輪筋が衰えると、目のくぼみが一気に悪化してしまう。
それだけでなく、眼輪筋は目の下のたるみや目尻のシワともも密接な関係にある。自分が年齢よりも若く見えるかどうかは、眼輪筋の状態によるといっても良いくらいだ。
眼輪筋がしっかり働いている人は、目の周りの皮膚にもハリと弾力があって、ピンと張っている。
一方、眼輪筋が衰えてくると、なんだか眠そうな表情になる。ぼんやりと締まりのない顔になって、「はつらつさ」とか「イキイキ感」が薄れていく。
加齢によって目もとの印象が変わっていくことに焦ると、多くの女性は化粧でごまかそうとするようだ。若い頃は使わなかったハッキリしたアイラインを引いたり、テープのようなものでまぶたを貼り付けたりする方法まであるらしい。
しかし、それでは根本的な解決には程遠い。原因は「眼輪筋」にあるのだから、眼輪筋を鍛えることが目のくぼみの解決につながる。
眼輪筋の鍛え方にはいくつかの方法があるが、一つ効果的なエクササイズを紹介しよう。
①目を大きく見開いたまま、眼球だけできるだけ大きく円を描くように動かす。右回り・左回りそれぞれ3回ずつ行う。
②目をできるだけ大きく見開き5秒間静止する。次に、ギュッと力を入れて目を閉じ5秒間静止する。これをそれぞれ3回ずつ行う。
③まぶしいときのように目を細めた状態で20秒キープする。
④目を大きく見開いたまま、寄り目をする。その状態で10秒キープする。
このトレーニングを行うことで、普段の生活でしっかり使い切れておらず退化が著しい眼輪筋の隅々まで鍛えることができる。一日に数回、気付いたときに行おう。
なお、トレーニングを行うときには、額にシワを寄せないことと、目尻にシワを寄せないことを意識して行おう。額や目尻にシワが寄ってしまうのは、眼輪筋の力を使って動かせていないから。それではトレーニングの効果が得られない。
普段から額にシワができやすい人も、眼輪筋を使わずに生活している証拠。シワを寄せずに眼輪筋を使って表情を作るように意識してみよう。
皮膚のうるおい不足も、目のくぼみの原因となる。
皮膚にはバリア機能といって、外部の刺激から皮膚を守り、かつ皮膚内の水分が蒸発しないように防御する機能がある。この機能が衰えていると、どんなに体内に水分があったとしても、どんどん皮膚から蒸発してしまうので、皮膚は乾いた状態になってしまう。
乾いた皮膚というのは、弾力や柔軟性に欠けるので、凹んだりシワになったりしやすい。目のくぼみに、ピッとライン上のシワのようなものが入っている場合、皮膚のうるおい不足に陥っている可能性が高いだろう。
この状態の肌をケアするためには、まずはバリア機能を高める食材を摂って欲しい。ビタミン類全般が重要だが、特に「ビタミンA」「ビタミンB2」「ビタミンB6」の3種類は必ず摂ろう。
皮膚や粘膜を保護して免疫機能を高める成分。ビタミンAが不足すると、肌がうるおいを保てなくなり、カサカサとした乾燥が進んで肌が硬くなっていく。
<多く含まれる食品>アナゴ、卵の卵黄、ニンジン、カボチャ
肌細胞の再生を促す成分。ビタミンB2が不足すると、肌組織が未熟な状態になってうるおいを維持できなくなる。
<多く含まれる食品>ウナギ、イクラ、納豆、マイタケ
NMF(天然保湿因子)という肌のうるおいの元となる成分。タンパク質を肌に変換するときにも必要な成分で、ビタミンB6が不足すると肌の老化が一気に進む。
<多く含まれる食品>ニンニク、レバー、マグロ、カツオ、ピスタチオ
目のくぼみと同時に、肌の乾燥や敏感肌に悩まされているタイプの人は、特にビタミンA・ビタミンB2・ビタミンB6の摂取を心掛けて欲しい。
なかなか治すのが難しいと言われる目のくぼみだが、それは原因を把握せずに解決方法ばかりを求めているからだ。
「私の目のくぼみの原因はコレだ!」という原因さえ見つかれば後は早い。
アイクリームを塗ったり、食生活を改めたり、睡眠時間を増やしたり、できることは山ほどあるだろう。ぜひ、早速今日から、正しい目のくぼみのケアを始めていただけたらと思う。
目のくぼみがあると、ものすごく老けて見られる。私が目のくぼみを改善する前に、これを痛感した出来事があった。
当時、私の目のくぼみは日内変動が激しく、朝起きたときはマシになっているものの、夜に向けてくぼみが激しくなっていくという毎日を繰り返していた。
ある朝、自宅マンションで母親と手をつないだ5歳くらいの少年と一緒になった
「ほら、お兄さんにおはようございます、でしょ」
母親に促され少年は言った。「おにいさん、おはようございます!!」
そして、その日の夜である。エレベーターに乗ろうとしたところ、朝の親子がエントランスから入ってくるのが見えた。そこで、エレベーターの「開」ボタンを押して待っていたのだが、そのとき、その少年の言葉に衝撃を受けた。
「おじいさん、ありがとうございます!!」
……は??
朝の「おにいさん」から、「おじさん」への老化ならまだしも、「おじいさん」。だと……!?
そして、私と親子を乗せて閉まるエレベーターのドア。ガラスに映る自分の姿が目に入った。そこにいたのは……ヒャー!!
目がおちくぼんだ「おじいさん」だったのだ。
このときの心のハートブレイクっぷりは半端なかった。目のくぼみ、罪な奴。
そんな目のくぼみをなんとか改善したくて調べ上げた対策を、この記事では、一挙に紹介しようと思う。
ちなみに、私は「目のくぼみにはアイクリームが必須」と考えているが、この記事ではあえて、「アイクリーム以外」の目のくぼみ改善法を中心にお伝えしていく。
最後まで読み終える頃には、目のくぼみが膨らんでいるかもしれない。
<目のくぼみに対するアイクリームの効果が知りたい方はこちら>
目のくぼみの原因の一つは、「水分不足」だ。
加齢とともに体の中に水分を維持する力が弱くなり、体からうるおいが抜けていく。「年老いた老人」の姿を想像してみて欲しい。しわくちゃで、肌は乾燥しており、目はくぼんでいるはずだ。
だから、目のくぼみを改善するためには、その逆をいけばいい。体内の水分を増やせば良いのだ。
「あえて、むくむ」をやってみよう。
ちょっと荒技だが、むくむことには即効性がある。むくんでパンパンになった目は、目のくぼみが改善している。だから、あえてその状態を引き起こせば良いのだ。
「むくみ」といわれると、それだけで拒否反応を起こす人もいるかもしれない。しかし、場合によっては健康に役立つ。
例えば、ヘルシー志向で徹底的な減塩に励んだ結果、目のくぼみがひどくなっている人はいないだろうか。このパターンは女性に本当に多い。
塩分排出効果のあるカリウムが豊富な野菜や果物ばかりを摂って、塩分を摂らないでいると、顔がげっそりしてくる場合がある。そんなときは、少し天然塩を摂ってみると良い。
「塩分は健康の敵!」「高血圧の原因!」と、塩分を忌み嫌っている人が多いようだが、実は、天然塩を適量摂ること自体は体に悪くない。というより、体に絶対に必要だ。体から塩分がなくなると、体にも精神にも悪影響が及ぶ。
勘違いしている人が多いのだが、体に悪いのは化学的に精製された「塩化ナトリウム(精製塩)」であって、「天然塩」ではない。適量の天然塩は、体に非常に良い働きをする。天然塩には、カリウム・マグネシウム・カルシウムなどのミネラルがバランスよく含まれているので、天然塩の形で塩分を摂る限り、病気の原因にはならないというのが、現在の通説だ。
岩塩や海塩などの、加工されていない天然塩を購入して、料理に使ってみよう。今まで干涸らびていた体に水分がキープされるようになって、目のくぼみがふっくら改善してくるだろう。
目のくぼみを改善するためには、あえてむくもう。
「ねえ、ねえ、わたし、痩せたと思わない??」と妻や彼女が主張してくると、悪いけれど正直、面倒だ。「痩せた!カワイイ!……と言え」という脅迫がその裏に潜んでいる。
彼女たちは、「ああ、そうだね。」と応えても、全く満足しない。「もっともっと」と欲しがる。ダイエットに成功した女性は、それだけでものすごくご満悦状態なことが多く、「誉めて誉めてオーラ」がすごい。
しかし、ちょっと待って欲しい。ダイエットに成功した後の、目のくぼみを見て欲しいのだ。ダイエットで腹のぜい肉とともに、ふっくらとやわらかなまぶたまで失っていることに気付いているだろうか。体型は改善できたかもしれないけど、顔は劣化しているよ。……なんて言ったら殺されるから、絶対言えないが。
脚を細くしたいだとか、二重あごをなんとかしたいだとか、いろんな希望は分かる。自分の体を改善していきたいというその心意気は素晴らしい。
そして、多くの女性は「胸が小さくなるのはヤダ~」と言って、バストアップ体操したりしている。両手を合わせたお祈りポーズで、「胸あがれ~」とかなんとか。
しかし不思議だ。「目のくぼみが出てくるのヤダ~」と言って、目のくぼみがひどくならないように気を付けながらダイエットしている人は見掛けない。
でも、おっぱいに詰まっているのが脂肪であるように、まぶたをふっくらさせているのも脂肪なのだ。ダイエットしてぜい肉落としたら、目のくぼみがひどくなるリスクだって、胸がしぼむリスクと同等にあるだろう。
がんばってダイエットしたけれど目のくぼみがひどくなった人。とりあえずすぐ、3kg太ろう。体重を戻すだけで目のくぼみが改善する場合もある。体重を増やすのが嫌な気持ちは分かるが、せっかく細い体になったとしても、目のくぼみが際立っていては意味がない。
なりたいのは「痩せた人」ではなく「美しい人」のはずだ。目のくぼみを改善するためには、3kg太ろう。目のくぼみ改善法
目のくぼみが進行していると感じるときは、とりあえず急いでスマホをやめよう。ラインやメールで連絡が届いたら、要件だけパッと見て、もう見ないようにする。
スマホは、目のくぼみを悪化させる。ずっと下向きで重力を下に向かってかける上、眼精疲労を引き起こすので、目のくぼみを進行させやすい。実際に、スマホ依存症になって目のくぼみがひどくなったという口コミは多いのだ。
電車の中で観察してみても、一心不乱にスマホをタップしまくっている人の目のくぼみ率は、かなり高い。
「スマホ禁止にしたら、目のくぼみが改善した」という報告の書き込みもネット上には多数ある。今、スマホを握りしめる生活を送っているのなら、とりあえず3日間、スマホを控えるだけでも変化が感じられるはずだ。
目のくぼみを改善するためには、スマホをやめよう。
最近、空を見ているだろうか?今日の雲はどんな様子か、即座に言えるだろうか。
目のくぼみの改善と関係なさそうな空だけれど、実は、この「空を見上げる」という行為が、目のくぼみ改善ストレッチになっていたのだ。
FacebookやInstagramで、いつも空の写真(とポエム)をアップしている友だちがいるだろう。その友だちは、目のくぼみがないはずだ。なんと、毎日と目のくぼみストレッチをしているのだから。
空を見上げることで首から肩の筋肉が伸ばされ、血液とリンパの流れが促進される。と同時に、目のくぼみと一枚皮でつながっている頭皮が、後方に向かってキュッと引き上げられる。
その上、目の焦点を空という遠方に合わせることにより、眼精疲労まで改善する。眼精疲労は目のくぼみの大敵だから、これが改善できることは大きい。
目のくぼみを改善するためには、空を見よう。
目のくぼみがひどい人は、ほぼ全員が慢性的な睡眠不足だ。「寝る子は育つ」というが、「寝るまぶたは育つ」のだ。寝ている間に成長ホルモンが分泌され、目のくぼみの裏側にある皮下脂肪やコラーゲンが合成される。だから、寝ないと目のくぼみは改善できない。
さらに、重要なことがある。まぶたは起きている限り、「まばたき」という過酷な労働を強いられているのだ。一日のまばたきの回数は、実に20,000回。さらに睡眠不足の人は、25,000回とか30,000回とかの回数になる。
睡眠不足であればあるほど、まばたきの回数が多くなり、人よりも早くまぶたが老化することになるのだ。
だから、「目をつぶって、まばたきをせずに、まぶたを休ませる」という行為が必要。それが、睡眠時間というわけだ。
そう考えると、一日4~5時間以下の睡眠でやり繰りしながら、目のくぼみは改善したいなんて、虫が良すぎるのだ。
「目のくぼみを改善したいなら、俺を休ませろ~!」と、まぶたが言っている。本当に、まぶたの言う通りだ。
目のくぼみをを改善するためには、寝よう。
過酷な労働を強いられている上まぶたに、贅沢な休息を与えることのできるアイテムが「めぐりズム」だ。要は、温感効果のある目もと用のアイシート。
これをまぶたに乗せれば、まぶたの血行が促進されて、まぶたに「栄養素」ががどんどん運搬される。血液に乗って届けられる栄養素は、いわば、まぶたのご飯。ご飯をパクパク食べたまぶたは元気になって、目のくぼみは改善されていく。
さらに、血液に乗って届けられるのは栄養素だけではない。「酸素」もそうだ。つまり、血液がまぶたに届かなければ、「ご飯も空気もない状態」になるわけだから、まぶたは死んでしまう。今、あなたのまぶたは瀕死の状態かもしれない。
めぐりズムで目のくぼみの血行を良くして、栄養分と酸素をせっせと送っていこう。めぐりズムなどのグッズをわざわざ買うのが面倒な人は、蒸しタオルでも充分同じ役割を果たすことができる。
目のくぼみを改善するためには、まぶた周りの血行をめぐらせよう。
めぐりズムで血行を良くしても、血液の中に必要な栄養素が含まれていないと、まぶたは喜ばない。目のくぼみを改善するために必要な栄養素を、たっぷり食べてまぶたに届けよう。
そのためには、「コラーゲン」が含まれた食べ物を食べて欲しい。コラーゲンといえば美肌効果のある成分として有名だが、目のくぼみを改善する上でも、コラーゲンは重要な成分だ。コラーゲンは、まぶたの皮膚のふっくらとしたハリ感を維持する役割を担っている。
コラーゲンが含まれている食べ物は、フカヒレ。しかしフカヒレを毎日食べるというわけにもいかないから、日常的に食べるコラーゲンとしては手羽先、鶏皮、魚の皮、牛すじあたりがおすすめだ。
目のくぼみを改善するためには、コラーゲンを食べよう。
コラーゲンをたっぷり摂ったら、めぐりズムで血行促進するのはもちろんだが「逆立ち」にもチャレンジしてみよう。
逆さになることで、目のくぼみに向かって、大量の血液をダイレクトに送り込むのだ。
逆立ちができない人は、壁の支えを使ったり、寝っ転がって腰から上を高く上げたりするだけでもいい。とにかく体を重力と逆行させて、まぶたに向かう流れを作れば良いのだ。
特に「下半身デブ」の人は、この方法で目のくぼみを改善できる可能性が高い。下半身デブの人は、水分や血液のめぐりが悪く、下半身に溜まりがちだ。だからこそ、下半身に脂肪や水分が溜まって、下半身が太くなる。一方、その分、上半身には水分や血液がうまく回っていないのだ。
上半身に回っていないということは、当然まぶたにも回っていない。目のくぼみがひどくなるのもうなづけるだろう。
目のくぼみを改善するためには、逆立ちしよう。
クッチャクッチャ、クッチャクッチャ、いつもガムを噛んでいる人が身近にいたら、その人の目のくぼみをチェックしてみよう。不思議なことに、痩せ型であってもくぼんでいないはずだ。
なぜなら、ガムを噛むことで目周辺の血流が、噛む前に比較して70%近くも上昇するから。これにより、目のくぼみ部分の血行を促進することができる。
ガムを噛むことは、「逆立ちなんてわたし無理!」という人にこそ、おすすめしたい方法だ。
ちなみに視力が低下した高齢者にガムを噛んでもらったところ、80%の人の視力が回復したというデータや、眼精疲労が回復したというデータもある。噛むだけで、目が良くなって、目の疲れが取れて、目のくぼみも改善するなんて、最高ではないだろうか。
目のくぼみを改善するためには、ガムを噛もう。
「一分で顔がキュッと引き締まって小顔になる」という、耳たぶ回しをご存じだろうか。あまりにも効果がスゴいと、口コミで人気になった方法だ。
この耳たぶ回し、顔の歪みが治ったとか、二重あごがなくなったとか、目が大きくなったとか、さまざまな感想が寄せられているが、目のくぼみの改善にも効果的なのだ。
そのメカニズムは、筋肉をゆるめてくれることにある。耳たぶを回すことで耳たぶの裏に集中しているリンパの流れが一気に良くなり、これによって顔の筋肉がやわらいで、目のくぼみに影響する「眼輪筋(がんりんきん)」を整えてくれる。
眼輪筋は、目の周りをドーナツ状にぐるりと囲んでいる筋肉で、目のくぼみにダイレクトに影響を与えている。眼輪筋を鍛えることができる、イコール、目のくぼみが改善できるということだ。
耳たぶ回しの方法は簡単で、耳たぶを親指と人差し指でつまんで、前に向かって5回、後ろに向かって5回、回すだけ。簡単だが、効果は絶大。一日に2~3回、気付いたときに回せばOK。
耳たぶを回しているのは、人に見られても全然変ではないから、電車の中でもオフィスでも、いつでも好きなときに回せば良い。
目のくぼみを改善するためには、耳たぶを回そう。
目のくぼみにイメージトレーニング?そんなの効くわけない!……と思うかもしれないが、実は、化粧品などを使うとき、「プラシーボ効果」は良くも悪くも、美容効果に大きな影響を与えているという。
「プラシーボ効果」の別名は、偽薬効果。なんの効果もないただの小麦粉でも、「あなたの病気を治す薬です」と医者に言われて飲むと、本当に病気が治ってしまうという現象だ。
これは、「思い込み」が体に影響を与えている証拠だ。例えば、同じ化粧品を使うのでも、「これで絶対に肌がキレイになる!」と思い込んで使えば、本当に肌がキレイになる。「これで絶対に肌が荒れる!」と思い込んで使えば、本当に肌が荒れる。
そしてこれは、目のくぼみの改善にも当てはまることなのだ。「目のくぼみなんて、治るわけがない」「これからどんどんひどくなるに違いない」と、自分の目のくぼみが、まるでガイコツのように悪化するところをイメージすれば、本当にその通りになる。
逆に、「私の目のくぼみが改善しないわけがない」「これからどんどん改善するに違いない」と、自分の目のくぼみが、ふっくらと柔らかい厚みをキープしているところをイメージすれば、本当にその通りになる。
だからこそ、目のくぼみが改善して、若々しく元気な自分の顔をイメージしよう。日に日に目のくぼみがふっくらと膨らみだし、パーンとハリのある、10代の頃のようなまぶらへと改善していくところを、リアルに思い描こう。
「そんなの妄想でしょ?」と切り捨てることなかれ。その妄想の力が、プラシーボ効果を巻き起こす。脳と細胞はつながっているので、イメージした通りに細胞たちは動こうとするのだ。
目のくぼみを改善するためには、イメージトレーニングしよう。
「空を見る」の項目で「まぶたと頭皮は一枚皮でつながっている」とお伝えしたが、これは非常に重要なポイントだ。もし、髪が長いのであれば、頭頂部でキュッときつくポニーテールに縛ってみて欲しい。
その状態で鏡を見ると、頭皮がギュッと引き上げられると同時に、まぶたが上へ引き上げられ、目のくぼみが改善していることに気付くはずだ。
つまり、頭皮を引き上げれば、目のくぼみは改善するということ。頭皮を引き上げるためには、頭皮マッサージが有効。指の腹で、モミモミと頭皮を揉み込もう。
実は、目のくぼみが目立っているということは、頭皮の状態も悪くなっているのだ。目のくぼみと違って、頭皮の状態は自分でチェックすることができないから、全く気付いていないかもしれないが、頭皮も老化したり肌の調子が悪くなったりするのだ。
頭皮マッサージにより血行が促進した頭皮は、ハリ感をを取り戻す。すると、頭皮につながる顔全体のたるみが、見事にリフトアップする。それに伴い、目のくぼみが改善していく。
目のくぼみを改善するためには、頭皮を揉もう。
目のくぼみがひどくなると、人から心配されることが多くなるだろう。
「どうしたの?何か、あった?」
「仕事、うまくいってないの?」
こんな言葉をかけられるかもしれない。その言葉通り、目のくぼみがひどい顔は、「何かあった顔」であり「仕事がうまくいっていない顔」である。
「実際はそんなことないのに!」と憤りを感じるかもしれないが、しかし全く当たっていないともいえない。
目のくぼみとストレスは密接な関係にあり、ストレスが溜まると目のくぼみがひどくなることは実際にある。しかも、ショックな出来事があると一夜にして目のくぼみがひどくなるケースもある。深い悲しみに対峙したとき、一晩で白髪になってしまったという話があるが、目のくぼみも例外ではないのだ。ストレスを溜めれば溜めるほど、目のくぼみは深くなっていく。
ストレスによる目のくぼみを改善するために効果的なのは、「大声を出すこと」だ。大声を出すことでストレスを解消する「大声健康法」というのは、密かに注目を集めている。
大声で叫ぶと、ストレス解消効果がある上に、血行が促進されて目のくぼみにも良い影響を与えてくれる。
大声で叫ぶためには、絶叫マシンがおすすめだ。絶叫すればするほど、目のくぼみは改善に向かっていく。
会社帰りなどに気軽に叫びたい場合はカラオケへ行こう。絶叫系の曲を入れて、シャウトしまくってやろう。
目のくぼみを改善するためには、大声で叫ぼう。
先日、話題の「君の名は。」を観た後のことだ。とにかく感動して、泣いて泣いて泣いて泣いて泣きまくった。
その翌朝。鏡を見てハッとした。このまぶたの膨らみ……若々しいプックリ感……「まるで、小学生の頃のようだ!!」
そう、泣くことにより目の周りが刺激を受け、水分が集まり、目のくぼみなんて見る影もないほど、まぶたが改善していたのだった。
「泣く」ことには、目のくぼみを強力に改善する力がある。
しかも、前項目で紹介した「大声で叫ぶ」に負けず劣らず、泣くこともストレス解消にもってこいだ。最近は「涙活(るいかつ)」というのが流行っている。意識的に泣くことでストレスを解消する活動のことだ。1ヶ月に数分だけでも、涙を流す時間を持つことで、心のデトックスになるという。
心はデトックスされるし、まぶたはぷっくりするし、目のくぼみを改善するために良いことしかない「泣く」という行為。
「どうやって泣いたら良いのか分からない!」という場合は、まずはYouTubeで「泣ける」を検索しよう。「涙腺崩壊注意」の動画が大量に出てくるので、きっと泣けるはずだ。
目のくぼみを改善するためには、泣こう。
「ウィンク」なんて、日常生活ですることはないかもしれない。そこをあえて、ウィンクしてみよう。
というのも、ウィンクという行為には、目のくぼみを改善するためのエッセンスが詰まっている。目のくぼみにとって重要な、目の周りをドーナツ状に囲んでいる筋肉「眼輪筋」を鍛えるために、ウィンクは大変役立ってくれる。
眼輪筋を効率的に鍛えるためには、右目と左目を交互にウィンクしてみよう。片方の目はギュッと力を入れてつぶり、もう片方の目はできるだけ大きく見開く。
合計10回、一日2~3セットできると良い。最初は片方の目がやりにくかったり、キレイにウィンクができなかったりするかもしれないが、徐々にスムーズにできるようになってくる。それは、眼輪筋が鍛えられてきた証拠だ。
目のくぼみを改善するためには、ウィンクしよう。
目のくぼみを改善するために、やって欲しくないことはいくつかあるが、その最たるものが「ハードコンタクトレンズ」だ。ハードコンタクトレンズは、眼瞼下垂の原因となることが分かっている。
眼瞼下垂とは、まぶたを開く力が弱くなり、目をしっかり開けなくなって、半目のような状態になる症状。10年以上ハードコンタクトレンズを使っている人は、かなりの確率で眼瞼下垂に近い症状が出ているという。
ハードコンタクトレンズを使っている人は、今日からできるだけハードコンタクトレンズを使う時間や日数を減らすように努力しよう。目が見えないのなら、コンタクトレンズよりもメガネで矯正を。
どうしても仕事中や外出時などにハードコンタクトレンズを使いたいのなら、そのときは仕方ない。しかし、帰宅したらすぐに外して目を休ませるなど、ハードカバーを付けている時間を短くする工夫を行おう。
家にいるときは、メガネで十分だ。
目のくぼみを改善するためには、メガネをかけよう。
紫外線は美肌の大敵だが、目のくぼみの大敵でもある。紫外線を浴びると、活性酸素という肌細胞を酸化させる物質が大量に発生し、肌細胞にダメージを与えてしまうのだ。
ダメージを受けた肌細胞は、コラーゲンを生成することができなくなる。すると、まぶたでコラーゲンが作られなくなる。コラーゲンが作れなくなったまぶたは、落ちくぼんでいく。
海だ、プールだ、と楽しい夏を過ごした後、秋から冬にかけて一気に目のくぼみがひどくなるケースも多い。「冬になって、空気が乾燥してきたからでしょ」と思いがちだが、そこに潜んでいる「夏に受けた紫外線ダメージの蓄積」という罠にも、気付かなければならない。
紫外線ダメージの罠に引っかからないように、まぶたの紫外線対策はしっかりしよう。毎朝、欠かさずに日焼け止めを塗って欲しいし、外出時にはサングラスをかけて欲しい。
サングラスは、できるだけ大きく、まぶた全体を覆うデザインのものが最適だ。
目のくぼみを改善するためには、サングラスをしよう。
悩みがある人は、その悩みを「手放す」とうまくいくことが多い。悩みについてアレコレ悩めば悩むほど、その悩みについて執着して考える時間が長くなり、その悩みが現実化する(全く悩みが解決しない)ということは、心理学的によくあることだ。
悩みについて、できる改善策を取ったら、その悩みについて悩むことはやめる。つまり、悩みを手放す。そうすると、スルッとスムーズに悩みが解決することが多い。
同じことは、目のくぼみにもいえる。
目のくぼみについて、まずはできる改善策を取ろう。アイクリームを塗ること、紫外線を避けること、この記事で紹介した数々の改善策の中からピンと来たもの。
それらの改善策を、ただ淡々と実行しながら、目のくぼみについて悩むことは手放す。逆説的かもしれないが、これが目のくぼみを改善する一番のコツかもしれない。
「悩んでいるから悩みなのに、手放すなんてどうやったらいいか分からない!」という人もいるかもしれない。要は、「その悩みを考えずに生きている」状態を作れば良いのだ。
そのために有効なのは、「何かに熱中すること」。人は、何かに熱中しているとき、それ以外のことを考えられない。これを利用して、目のくぼみのことを悩んでいない時間を作り出すのだ。
「熱中する何か」は何でもいい。ゲームでも良いし、仕事でも良いし、掃除でも料理でもいい。
すると何が起きるか?「好きなことに熱中しているうちに、いつの間にか、悩みが全部解決してた」という、超常現象のようなことが起きるのだ!
これは、目のくぼみの改善はもちろんのこと、もっともっと深刻で大きな悩みにも使えるテクニックだから、ぜひ今日からチャレンジしてみて欲しい。
目のくぼみを改善するためには、目のくぼみを悩むことを手放そう。
以上が、目のくぼみを改善するための18の方法だ。これらの方法+アイクリームで、ほとんどの目のくぼみは改善するはずだ。
目のくぼみは、放置しておくと悪化することはあっても改善することはない。
私が少年に「おじいさん」呼ばわりされたように、「おばあさん」なんてショッキングな言葉を浴びせられる前に、ぜひとも目のくぼみの改善を始めよう。
そう、「目のくぼみは治る」と思い込んで(イメージトレーニング)、ストレスを感じることなく、楽しく目のくぼみ改善に取り組んだ者勝ちだ。
早速、自分にできることから取りかかっていこう。