目のくぼみは男性にもある!その原因とは?
加齢とともに目の周りがくぼんでくる人は多いが、その多くは女性だ。
理由は定かではないが、歳を重ねるうちに顔が痩せてきたり、その影響で目がくぼんで見えたりするケースは珍しくない。
何とかしたいと考えている人も多いと思うが、実は目のくぼみは女性特有のものでもないのだ。
あまり目立つようなことはないものの、男性も目のくぼみには注意が必要である。
実際は気にしない人が大半だと思うが、くぼみが影響して美容面に様々な影響が出てくる場合があるのだ。
例えば以下の2つは気を付けるべき点である。
疲れ目に見えてしまう
目の下にクマがあると、疲れているように見られることは珍しくない。
恐らくクマができたことがある男性もいると思うが、その原因が目のくぼみの場合もあるのだ。
目の周辺がくぼんでしまうと、そこに影ができたようになる。
すると実際はクマができてないのにクマがあるように見えてしまうのだ。
目のくぼみが原因で疲れ目に見える。
そのようなことに繋がるので、美容に気を使っている男性は注意が必要だ。
年齢以上に老けて見られる
しかし、疲れ目以上にやっかいなのが老け顔だろう。
老け顔といっても人それぞれで、年相応に老けて見られるなら特に問題は無いといえる。
だが、年齢以上に老けて見られた場合はどうだろうか?
大半の人が嫌に感じてしまうだろう。
例えば実年齢は40歳なのに50歳以上に見られてしまうと、へこんでしまう可能性も無いとはいえない。
目のくぼみは年齢以上の老け顔に見られる原因の一つだ。
美容に気を使っているなら、やっかいな悩みとなるだろう。
では、男性にも目のくぼみができる原因はなんだろうか?
これが最も重要なポイントだが、実は様々な原因が考えられる。
コラーゲンが不足している
まず考えられるのが栄養不足だ。
目の周辺には毛細血管が張り巡らせており、目に必要な栄養を運んでくれている。
しかし肌の潤いやハリを司っているコラーゲンが減少すると、目がくぼんでしまうことがあるのだ。
コラーゲン不足は乾燥を招くため、もし目の周りが乾燥しやすい人は注意してほしい。
目の周りの血行不良
血行不良も原因の一つと考えられている。
上でも触れた通り目の周りは毛細血管が多数あるが、血行が悪いと栄養がしっかり運ばれない。
そして下瞼が落ちてくぼんだり、クマができたりすることに繋がるのだ。
特に睡眠不足で悩んでいる人、眼精疲労を感じている人に多い原因ともいえるだろう。
加齢による筋肉の衰え
目の周りにもしっかりと筋肉が付いている。
しかし、これが加齢などによって衰えてしまうと、目の周辺がくぼむ原因となりうるのだ。
筋肉が落ちてしまうと目の全体がくぼむだけでなく、顔が痩せこけてしまう可能性もある。
余計老け顔に見られるため、筋肉を付けることも必要になるだろう。
体重の減少やダイエット
最近痩せたりダイエットをした人は、それがくぼみの原因とも考えられる。
単に減量するだけならまだ良いが、目の周囲の脂肪が落ちてしまうとくぼんでしまう場合がある。
さほど多いとは言えないものの、このようなケースもあることを覚えておいてほしい。
特に急激なダイエットは禁物だ。
男性の目のくぼみは比較的少ないが、老け顔の一因になることに注意が必要だ。
くぼむ原因も色々あるので、まずは原因を探ってみるのも良いだろう。
目のくぼみの対策やケアの方法
目がくぼんだ場合、何らかの対策を取るか、こまめなケアは必須となるだろう。
美容に興味がないならそのままにしても良いが、老け顔に見られたくない人が多いはずだ。
実は目のくぼみも様々な解消法が存在する。
効果は人によって違うが、コツコツ続けることでくぼみが解消される可能性もある。
予防も兼ねて、ぜひ取り組んでみてはいかがだろうか?
目の周りの筋肉を鍛える
加齢によって目がくぼんできたなら、筋肉を鍛えてみるのも良いだろう。
筋肉の衰えを予防できるだけでなく、逆にくぼみが緩和していく可能性もある。
なお、目の筋肉は顔を動かすことで自然と鍛えられる。
普段から表情を豊かにするなど、意識して変えてみるのが良い。
他にも色んな鍛え方があるので、自分にあった方法を見つけてみるのもおすすめだ。
こまめにマッサージする
マッサージして血行を改善するのも良い。
血行不良が目のくぼみに繋がる可能性もあるため、こまめに揉んでやるのが効果的だ。
マッサージは眼精疲労の解消にも繋がるし、まさに一石二鳥といえる。
ただし、何事もやりすぎは禁物だ。
マッサージをしすぎて目の周辺が痛くなってしまう場合もあるだろう。
無理にせず、1日に2~3回マッサージする程度にしておこう。
ホットタオルで血流を改善する
マッサージと同じように、ホットタオルで血流を良くする手段もある。
眼精疲労を取る方法として知られているが、目のくぼみの予防にも効果的だ。
まず電子レンジなどでホットタオルを作り、しばらく置いて粗熱を取る。
少し熱いと感じる程度に冷めたら、目を閉じた状態でまぶたに乗せてみよう。
そのまま数分間置くだけで血流が改善される。
ただ、ホットタオルを作れない時は上記のマッサージを行おう。
生活習慣を改善する
生活習慣を見直すことも大切だ。
特に気を付けておきたいのが睡眠と偏食である。
睡眠は目を休ませるために必要だが、夜更かしすると目に余計な負担を掛けてしまう。
そのうち睡眠不足になり、血行が悪くなってくぼみに繋がる可能性もあるのだ。
クマもできやすくなるから、質の高い睡眠を取ることは必須ともいえる。
一方、偏食も目のくぼみの原因となりかねない。
栄養不足や血行不良を招きかねないので、バランスが良い食事を心がける必要がある。
特に外食をする時は主菜・副菜のバランスを意識してみよう。
不足しがちな栄養をサプリメントで補うのも手だが、栄養の過剰摂取には注意が必要になる。
目元のアイクリームでケアする
より手軽にケアしたいならアイクリームがおすすめだ。
そのほとんどは女性向けの製品だが、男性が使ってもいっさい問題はない。
1ヶ月分が数千円ほどで買えるため、本格的にくぼみが目立ち始めたら検討すべきだろう。
1日に数回塗るだけでケアできるため、他の手段と比べても気軽に取り組める。
ただし、アイクリームといっても様々な製品がある。
コラーゲンを配合したものなど、目のくぼみ対策に使える製品を選ぼう。
それ以外のクリームを使ってもくぼみは改善されないし、お金の無駄になるだけだ。
美容外科でヒアルロン酸を注射する
これは最終手段だが、美容外科を検討するのも良いだろう。
美容外科では様々な治療を受けられるが、最もポピュラーな施術がヒアルロン酸注射だ。
くぼみが気になるところにヒアルロン酸を注入し、目元をふっくらさせる施術である。
ただしお金が掛かるのはもちろん、しばらくすると効果が失われる場合もある。
あくまで最終手段のため、余程くぼみが気になるのでなければ不要だろう。
逆に上記のケア方法でも改善されないなら、真剣に検討したほうが良いと考えられる。
まとめ
目のくぼみを気にしている男性は少ないだろう。
そもそもくぼんでいる人自体少ないかもしれない。
しかし、目のくぼみは疲れ目・老け顔の大きな原因だ。
もし気になるなら、日頃から予防やケアに務めるべきだろう。
現在はアイクリームも市販されているし、対策は決して難しいものではない。
今からでも遅くはないので、気になっている人はケアを考えてみてはいかがだろうか?